ホームステイでは「ホストファミリーと上手にやっていけるかわからない」「仲良くできるかわからない」という人は多いでしょう。
私は自分の家だと思って過ごしていいのか、自分の部屋にこもっていたら印象が悪いのではないかと心配ばかりしていました。
そこで高校留学中の私のホストファミリーとの過ごし方をまとめてみました。
夜ご飯は家族全員でが鉄則
夜ごはんはどんな時であっても、みんなで食べるという約束がありました。
日本:個人の予定重視
留学中:夜ご飯は皆で予定を合わせる
夜ごはんは何時に食べるか
アメリカでは家族の時間をとても大切にするため、時間が早くても遅くてもみんなで食べていました。
妹のアイスホッケーの練習が19時からのために17時に夕飯を食べていた時もあったし、仕事が忙しくて22時に食べることもありました。
どのくらい時間をかけるか
そして、家族でその日あったいろいろなことを会話しながら30分から1時間かけてご飯を食べます。
夜ご飯の話題
・その日あった嬉しかったこと
・学校の様子
・明日の予定
・好きな映画の話など
平日は、皆学校の宿題が多いため、食べ終わったらすぐに自室に戻って勉強ということが多かったです。誰かが立ち上がるとみんな立ち上がって片付けを始めて夜ご飯は終了といった感じです。
自分が1番最初に立ち上がらないということだけ気をつけていました。コミュニケーションの機会を自分から絶つことはあまりよくないことです。
3時間以上食べる時も?
金曜日は次の日に学校と仕事がないので特別です。
キャンドルをたいてご飯を食べる
↓
みんなで選んだ映画をみる
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アイスを食べる
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寝る
Netflix とアマゾンプライムの中から、映画やドラマをみんなで選んで見ていました。
映画の途中で休憩タイムとして、アイスを食べたのが良い思い出です。Ben&Jerry’sのいろいろな味をミックスさせて食べていました。たとえ冬であってもアイスは格別です。
家事のルール
家事は決められていた?
家事は子供達の中で決まっていることが多かったです。
逆に決めてくれた方がステイさせてもらっている身としてもうれしかったです。私は、2つの家にホームステイしたため、2通り紹介します。
1つ目のホストファミリーの家事内容
1つ目のホストファミリー
・雑巾がけ
・ニワトリの水やりと餌やり
・テーブルセット
・ストーブの管理
これを毎週ごとに回していました。
ニワトリへの餌やりが大変でした。ニワトリ小屋は広大な庭に建てられています。小屋までは長靴で行くのですが遠いし暗いし臭いしでいつも走っていました。
ストーブの管理とは
薪が庭においてあるので新聞と薪とマッチを使って火を作り、火が弱くなったら薪を足す作業
木もホストファザーが森から刈ってくるので、外は気温マイナス20度であっても家の中はガス代をかけずに暖められます。
2つ目のホストファミリーの家事内容
2つ目のホストファミリー
・洗濯
・掃除機かけ、モップ
・植物の水やり
・お皿洗い、ごみ捨てなど
こちらは共働きであったため、家事のすべてをみんなで回していました。特に食事当番と食器洗い当番は時間のかかるものでした。
その代わり毎日の食事に感謝しお互いおいしいねと必ず言い合います。
ちなみに例のニワトリへの餌やりは、とても他の人にやらせられない汚さだと父がやってくれていました。
休日は部屋にこもらないのがルール
何もない休日はリビングに座って、本を読んだり、山にハイキングに行ったり、のんびり過ごしていました。
どこでもできることは、リビングでやるようにしてたので自然とみんな集まってきます。
みんな同じ空間にいる
⇒みな同じことをやる必要はない
みんないるからといって話さなきゃいけないということも、静かにしなければいけないということもありません。
自分のパソコンで映画を見たり、編み物をしたりと自分の世界に入っていました。
まとめ
最初は緊張しましたが、最後は本物の家族のようにになれました。ホストマザーはいつも「あなたはゲストじゃなくて、ファミリーの一員だよ」と言ってくれました。
ファミリーとはいえ、挨拶をすることや身の回りをきれいにするなどの基本的なことは、しっかりやらないといけません。また、いつもホームステイさせてもらっている感謝の気持ちを忘れないようにしていました。
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