《まだ間に合う!》 1年間で完成できる物理の学習計画 慶應合格にはなにが必要なのか

前回のブログでは独学の受験勉強で用いた物理の教材について紹介していきました。今回は実践編ということでどの教材をいつ使っていたか、また物理の問題の解き方について紹介していきたいと思います。

私はアメリカに高2から高3の夏にかけて1年間留学していたので帰ってきた高3の夏から物理の受験勉強を本格的に始めました。1年生のころは物理が必修ではなかったので学校では習うことはありませんでした。

1年間で完結する勉強計画を紹介するので、今既に3年生の人も参考にしてみてください。前回のブログは以下のリンクから飛んでください。

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1年間の学習計画

人生を学ぶ

高1、高2の間

高1と高2の間は学校の授業だけ真面目に受けていれば大丈夫です。私は学校で物理を習えなかったのでスタディサプリの物理の講義を時間を見つけて聞いていました。スタディサプリはオンライン講義で教材もダウンロードできるため、アメリカに留学中であっても聞くことができました。スタディサプリの良いところは導入部分からわかりやすく説明してくれるところです。

高3になるまでは授業を真面目に聞いて定期テストの前に勉強し、課題を提出できていればよいです。学校でセミナー物理が配られると思うため定期テストの該当範囲の問題演習を積んでおきましょう。

高3夏前まで

夏前にセミナー物理を完璧にできることを目指しましょう。セミナー物理が一番初めに解く問題集ですが、受験の前に解かなければならない問題集は他にもあるためセミナーを夏に持ち込まない方が良いです。

だからといって完璧でないまま他の問題集に入っても基礎が固まっていないと解けないため、最低でもセミナーは夏までに2周できると良いです。1周目に解いたときにできなかった問題に印をつけて2周目で解ききりましょう。わからない問題は、解答を見ると共に教科書に戻って公式と原理の意味を再度確認してください。

7月、8月

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夏は物理の重要問題集を解きます。これはA問題とB問題に分かれていて、問題も入試そのままの形で出ています。そのため、セミナー物理の問題よりも一問解くのに時間がかかると思います。複合問題もあるため、限定された知識だけでは解けないのが重要問題集です。

物理の重要問題集ではセミナーで培った知識をどのように組み合わせると解けるのかどの公式を使うのかを考えながら問題を考えましょう。

夏には共通テスト用の勉強も始めましょう。共通テストはセミナーの練習問題レベルの難易度のものが多いです。共通テストの模試で自分の立ち位置であったり目標点数を定めておきます。

「受験生の夏を制する者は受験を制す」といわれるほど夏休み中の勉強はとても大切なものになります。早寝早起きを心がけて毎日10時間勉強できるとベストです。

9月

名問の森をじっくり解いていきましょう。名門の森は薄くて問題量も少ないため、続けやすいし目標も立てやすくなっています。名問の森が過去問を解く前の最後の問題集と位置付けてもよいです。

夏休みが終わって、学校が始まると自分の勉強できる時間も減ると思います。学校の前に朝早く起きて勉強するなど夏休みで積み上げたものを無駄にしないように勉強していきましょう。

10月

過去問を解いていきましょう。過去問は時間を測って、わからない問題も制限時間まではペンを止めないでください。

すぐに諦めていると諦め癖がついてしまいます。しかし過去問に一喜一憂しても仕方がないので、できなかったらその年の受験生でなくてよかったなくらいに思っておきましょう。

11月

ほとんどの受験生にとって最後の模試が11月になると思います。11月の試験でよい偏差値をとれないと受験への自信がなくなってしまいます。また、12月には共通テストの勉強に本腰を入れたいため、11月を1回目の区切りにして2次試験の勉強をある程度完成できると良いです。

12月

12月は共通テストの勉強にさきましょう。理系であっても国語や古典、地理の勉強も手を抜いてはいけません。国立を目指しているのであれば共通テストの点数はとても比重が大きいため少しでも高得点を狙いましょう。二次試験の対策は1月からまた再開するため、一度共通テストに本腰を入れます。

常に安定した点数が取れるようになるまで勉強して自信をつけましょう。

1月

1月は共通試験の結果をもとに志望校を確定させ、志望校の過去問をひたすら解いていきましょう。出題傾向を分析し、過去問が完答できるようになるまでひたすら解き続けます。この時期は他の科目との兼ね合いを見ながら物理にどのくらい時間をさけるか考えましょう。

受験直前期

直前期は復習をします。1度完答できた問題も時間がたつとやり方を忘れてしまうことがあるからです。また自信をつけることも大切で、いつもわからない問題を解いていると今回もわからないのはしょうがないと思ってしまいます。

志望校に記述があったら記述までしっかりと書きましょう。時には解答の記述の仕方を丸写しするのも大切です。

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物理の問題の解き方

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解けない問題に出会ったら、まずは教科書や参考書で該当の範囲を参照してもう一度自分で取り組みます。それでもできなければ答えを見ましょう。どこが引っかかってしまったのか自分で分析してください。

そして、答えを見て納得したら次の日もう一度解きます。その問題集を一周解き終わったら2周目としてできなかった問題を解きます。自分でどこまで解けたのかをメモしておくのが良いです。

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なぜ間違えたのか考える

解答の書きたは重要です。問題で使うべき公式をしっかりと使えていたか、単位はあっているかを確認しましょう。使う公式がわからなかったら教科書まで戻ってもう一度確認してください。

そしてできなかった問題の印のつけ方も計算間違えなのか、そもそも解き方がわからなかったのかを分析して解いた日付とともにメモしておきましょう。

学校の授業の位置づけ

学校の授業はほとんど復習として使います。学校は、自分の勉強の補助として使えるのがベストです。実験や先生のものを使った実演を通して自分の知識が定着するようにしましょう。

ある程度知識がある上で聞く授業はまっさらな状態で聞く授業とは違います。また教科書の文字だけ追っていても理解できない部分があるので実際に実演を通して知識の定着を図りましょう。

まとめ

自分で学習する際の勉強計画の参考になればよいと思ってこの記事を作成しました。手遅れなことはありません。自分の目標に向かって勉強を頑張ってください。

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