高校留学した私がAO入試を受けなかった理由 一般入試だけに絞るメリット

私は高校2年生から3年生にかけてアメリカへ高校留学に行っていました。留学中は日本の大学受験のことは忘れてアメリカでの勉強だったり英語の勉強を頑張ろうと思っていました。

留学した先輩から話を聞いている限り、AO入試の人が多かったので、留学前の自分は推薦かAO入試で大学受験をしようとしていました。そのため、一般受験はあまり考えていまっせんでした。

しかし、実際はAO入試に一つも応募せずに一般入試だけをしました。なぜ一般入試だけにしたのかを書いていきたいと思います。

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AO入試が大変だった

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AO入試は学力ではなくその人の特性や高校での活動、成績を総合的に判断して合格が決まる入試制度になっています。そのため倍率がとても高く、AO専門の塾も東京には数多く存在していました。

留学から帰ってきた直後私はセンター試験の模試を受けて結果のひどさに打ちひしがれていました。そのときにAO入試を受けてみようかと思ったのですが、作文や集団ディスカッションなどがあり、AOで本気で合格したいのならば夏休みを全てAO入試に注げて対策していく必要がありました。

しかしAO入試のある学校は限られていて受かる保証がないし、落ちた場合に一般受験をしなければいけないと思っていたので前向きには考えることができませんでした。

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アメリカの大学入試も重なって3つは無理だった

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私は留学中にアメリカの大学の授業を春学期に受講したり、大学主催のサマーキャンプに参加して、アメリカの大学を身近に見てきていたので私は帰ってきた時にはまだアメリカの大学への進学もあきらめていませんでした。

アメリカの大学進学にはTOEFLの点数やSATの科目のテスト、エッセイなどの用意することがとても多く、時間も取られました。もし日本の一般受験とアメリカの大学受験、AO入試を両立させたら全て中途半端になると感じました。

優先順位を決めたときにAOよりもアメリカの大学のほうが行きたい気持ちが大きかったです。また、AOの学校は一般入試でも受けることができるので一般入試で合格しようと思いました。

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一般入試も間に合うのか

高校3年生の夏に留学から帰ってきて、高校2年生の授業も受けていない中、入試に間に合うのかと言われれば多くの人が無理だというかもしれません。私も無理だと思っていました。

留学中の勉強

留学行く前にスタディサプリである程度は先取り学習をしていました。また、留学中も英語の勉強のほかに、暇なときはデジタルのチャート式の参考書を使って数学の問題を解いていました。日本で授業を受けている人に比べて圧倒的に時間は少ないですが、毎日10分だけでも日本の数学に触れるようにしていました。スタディサプリを使った勉強方については以下のブログを参考にしてください。

留学後の勉強量

帰ってきてからは1年間勉強していなかった分を休日は1日15時間、平日は塾の閉館時間である10時まで毎日勉強していました。今考えるとよく毎日続けられたと思いますが、追い込まれると自然と勉強していました。やるべき課題が多すぎてこなしていたら時間が過ぎていたということが多かったように感じます。

15時間勉強していた時の一日のスケジュールは次のブログで紹介しています。

もしAOがあったら、AOで受かるかもしれないという淡い期待でそこまで勉強していなかったと思います。また、AOに時間がとられて一般入試に時間を割き切れませんでした。

理系のAO入試が少ない

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理系は文系に比べてAO入試が少なくなっています。また条件が厳しくなっていて化学や数学のオリンピックなどで優秀な成績が条件になっていることが多いです。留学がプラスに働くのは文系のAO入試で合って無理やりAOで文系の学部に進むのであれば自分の興味のある理系の学部に行きたいと思いました。

浪人生になったら

もし、自分の行きたいところに合格できず浪人になったときには一般入試で受けることになるので一般入試の勉強をしておくのが良いと思います。私も浪人生になる覚悟もしたうえで一般入試一本に絞ることに決めて勉強をしていました。

そうすれば浪人した時に少し貯蓄があって勉強が大変にならないと思ったのです。

塾には行ったのか

夏期講習こそ英語以外の全科目の授業に行ったのですが、自分の弱いところだけ勉強して、無駄な講義を聞きたくないと思ったので独学で勉強するようにしました。主に演習メインで、苦手な分野だけスタディサプリを使って講義を聴きながら勉強しました。

9月以降は数学だけ塾に通っていました。数学はテスト形式で毎回120分間解いて記述を採点してくれるものでした。

他の科目は引き続き独学で勉強し、わからない問題だけ塾のチューターに教えてもらっていました。

一般入試に間に合ったのか

一般入試に間に合うことができました。結局早稲田の創造理工学部と慶應の理工学部に合格することができました。

正直受かるかどうかは最後までわからなかったのですが、最後の最後まであきらめなかったら合格することができました。合格したのはみなと同じように勉強したのではなく、自分で苦手な分野を分析して重点的に勉強したからだと思います。

また、中途半端にAOに手を出していたら合格していたかはわかりません。

まとめ

今回は私がAO入試を受けなかった理由について紹介していきました。周りの留学仲間は皆AO入試を受けていたので私は少数派だと思います。もし、AOを受けるのであれば早めに準備を始めるのが良いと思います。

何をするにもあきらめずに最後まで自分の目標を見失わずに頑張ってください。

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