私は高校2年生から3年生にかけてアメリカのバーモント州に留学していました。
その時に秋のシーズンスポーツであるフィールドホッケーをしていました。その時は、部活中心の毎日で多くの経験をしました。
今回はアメリカの部活の部活事情やトライアウトについて紹介していきます。練習の量については以下のブログを参考にしてみてください。
トライアウトで落とされるって本当?
トライアウトとは、学校の部活に入るのにテストがあって選抜された人しかチームに入れない制度のこと
トライアウトの有無は学校の規模で変わってくると思います。
小さな高校:トライアウトなし、初心者OK
大きな学校:トライアウトあり
私は田舎の高校だったので、初心者でも快く迎え入れてくれました。
私の友達は秋のシーズンスポーツのソフトボールをやっていたのですが、シーズン以外のときも学校外の違うチームに所属して1年中ソフトボールをしないとトライアウトで受からないと言っていました。

留学先の都市の大きさが大きく関わっているよ。
部活の雰囲気は?
私の田舎の高校であっても緩いぶかつであったわけではありません。平日は毎日練習があったし、スキルによって2つのチームに分かれてシーズン中にチーム間の入れ替わりもありました。

アメフトに関しては4チームに分かれていたよ。
2チームのわけかた
部活は日本で言うBチームのジュニアバーシティとAチームのバーシティチームに分かれている
ジュニアバーシティには下級生が多いですが、実力があれば最下級生の9年生であってもバーシティのチームに行くことができます。
逆に12年生であっても下手であればJBに行きます。
部員はそれぞれ15人程ずつです。9年生の数が多くて、学年が上がるにつれてスポーツをする部員は少なくなっていきます。
学年が上がるにつれて勝ちにこだわるようになる
⇒ 生半可な気持ちではできなくなる
2チームの交流はあるのか
チームとしてはどちらも同じスポーツをしているので練習時間は同じです。
しかし、ストレッチ以外の練習メニューは全く異なっていて違うチームとして活動していきます。
バーシティだけのイベントも多く、JBとバーシティにはどこか壁があるように感じました。
バーシティチームだけのイベントも多く、バーシティにいることは一つのステータスになるのです。
先輩後輩は関係なくみんな仲良し

先輩後輩というワードは全く出てこない
⇒ プレー中は誰が何年生なのか全く分からず、誰も気にしていない
下級生であってもちゃんと意見を言います。
チームメイトを深く知っていくうちに12年生だと思っていた堂々としている女の子が9年生だと知ったときには驚きました。
確かに背の高さでわかることはありますが、大きな子が12年生とは限らないのです。
そして学年問わずとても仲が良いですが、先輩として下級生の面倒を見ることシーンも見受けられます。
皆でどこかに行ったときは上級生がちゃんと下級生の家まで車で送ってあげる!日本人のほうが上手?

アメリカはシーズンスポーツ制
⇒ サッカーなどは小さいころから続けていた日本人のほうが上手
シーズンスポーツなので、練習するのは1年の中で3か月程度になっています。そのため、同じ部活を3年間続ける日本人のほうが上手です。
しかし、アメリカ人の方が女子も男子も身長が高くて体も大きくなっています。
また高校でも本格的なジムがあって筋トレがガチな人も多いので、フィジカル的には日本人は劣っています。
試合はどんな感じ?

ホーム:自分の学校で試合をすること
アウェイ:他の学校に行くこと
ホームゲームのときは友達や家族、先生が見に来るときもあって応援にも熱が入ります。
アウェイのときは少しの親が来る以外は誰もきません。
アウェイの試合
・学校を早退
・バスで1時間以上かけていく
・バスの中でご飯と宿題
上級生になると自分で車を運転したり、試合を見にきた親の車に乗って帰ることもできますが、そのようなことは禁止されていていました。
そのため、家の近くを通る時も1度みんなで学校まで戻って親に迎えにきてもらっていました。
最初に上級生の試合があってから下級生の試合
⇒ 15時にでても帰るのが21時ごろになってしまう
宿題などはバスの中や試合の合間にすませることが多かったです。

部活は大変だったけど、友達ができるし、毎日が充実するからやるのをおすすめする!
まとめ
今回はアメリカの部活について紹介していきました。
アメリカの部活は思った以上にコミット力が求められ、大変でした。しかし一緒に過ごす時間が長くなる分、友達ができるし思い出もたくさんできます。
都会と田舎で部活の様子も大きく異なると思いますが、参考になると嬉しいです。
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