《まだ間に合う!》留学後に1年で慶應合格まで到達した私の物理の独学法 おすすめの教材を詳しく解説!

今回は大学受験の物理の勉強の仕方を紹介していきたいと思います。私の高校は1年生の時は物理の授業はなく、2年で物理基礎と物理の力学の範囲、3年で理系学生用の物理の授業がありました。

私は高校2年から3年にかけてアメリカに留学に行っていたため、日本の学校で物理の授業を受けたのは留学に行く前の2年生の夏までと留学から帰ってきた3年生の9月以降でした。

つまり物理のほとんどを独学で勉強したことになります。受験勉強期間は2年間でしたが、慶應大学理工学部と早稲田大学の創造理工学部に現役で合格することができました。今回は私が行っていた物理の勉強法を使っていた問題集とともに紹介していきたいと思います。

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私の物理独学法

はやめの文理選択が鍵

私は1年間の留学に行く前から理系に進んで物理と化学選択にすることを決めていました。

中高一貫校でなく高校受験があったので高校物理を知らない状態で、私は高校1年生の時に理系に進んで物理と化学を選択科目に決めました。なぜ早い段階で進路を決められたのかというと、スタディサプリで先取り学習していたからです。

スタディサプリは月額1980円で18科目、14万本以上の授業動画が見放題になるサービスです。授業もベーシックやスタンダード、ハイレベルにレベル分けされているので塾に行かなくても自分のペースで勉強を進めやすかったです。私は高校1年生の夏には留学に行くことが決まっていたため、スタディサプリを使って勉強していました。詳しいスタディサプリを使った勉強法は以下のブログを参考にしてください。

早く理系選択をすることで社会系の勉強はほとんどすることがなく、理系科目に特化した勉強を早い段階で始めることが可能となります。

物理で使った教材

セミナー物理

これは多くの学校で配られる教材で、1番最初に導入で使った問題集がセミナー物理です。学校で配られるのは高校2年生だったので学校で配られるまでは兄のセミナーを借りてひたすら問題演習を積んでいました。

物理は公式と原理を覚えるのが一番大切です。そこさえしっかりと理解することができたら、応用問題に活かすことはパターン化されているので簡単なことです。セミナー物理の基礎問題では物理の問題集にしては珍しく用語を問う問題が冒頭にあるので基礎を頭に入れるには最適でした。

基礎問題が終わった後に練習問題と応用問題の大量の問題演習をセミナー物理で積むことで共通試験の問題が解けるレベルまでは到達できます。

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物理重要問題集

次に使ったのが物理重要問題集です。共通試験レベルの少し上の問題や過去問を解くには一番最適だと思います。標準的なA問題と少し難しいB問題で構成されています。

私はセミナー物理の応用問題とA問題が同じくらいのレベルであったように感じます。全て入試問題が使われているので実際に出る形式に慣れるためには最適でした。

豊富な問題量で解く問題がなくなることがありません。できなかった問題は自分で印をつけるなりして何度も解きなおすようにしましょう。

様々な問題のパターンを覚えることで似た問題に応用をきかせることができました。重要問題集は問題量が多く解説も簡潔にまとまっているため、留学中にアメリカに持っていって暇なときに解いていました。

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良問の風

これはもともと解こうとは思っていなかったのですが、留学から帰ってきて名問の森を解こうとしたら難しすぎたのでそのひとつ前の段階として、同じ著者の良問の風を解きました。問題数もそこまで多くないので2週間で1周することができました。

単元の初めにまとめ知識がまとめられるため、さっとおさらいをすることも可能です。

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名問の森

これは2冊になっていて問題数1冊70題と少なくなっています。物理の本質を分かっていないと解けない問題だけで構成されています。1周目はほとんど自力で解けず、答えを見て納得することしかできませんでした。

2周目から少しずつ自分で解ける部分も増えていきます。私は夏休みに解き始め、毎日10題解くことを自分でノルマにしていました。これは小さくて薄い問題集のため、お弁当袋に入れて電車の中でも勉強することができます。また問題文も簡潔で短いののですが、答えを出すには時間がかかるため、国語の授業中にじっくり考えていることもありました。

名問の森が解けるようになると受験で解けない問題はないといわれています。私は同じ問題の解法を覚えるまで繰り返して解きました。

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センター試験過去問

私は物理のセンターに関しては苦手意識を持っていませんでした。計算問題であれば難しいと思う問題もほとんどなかったため、過去問を10年分息抜きに解いていました。たまに物理の計算ではなく、用語や現象の図解など入試で出ない問題が出るので点数を落としてしまうこともありましたが、本番もリラックスして解くことができていました。

志望校の過去問

物理の過去問は10月くらいから解き始めました。夏に解いたときはほとんど解けなかったのですが、冬には確実に解けるようになります。過去問は同じ問題が出ることがないので気を張る必要もありませんが、最低2周はするようにしていました。

できない年度があってもその年の受験生じゃなくてよかったくらいに思っていればよいと思います。

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物理にどれくらい時間を割いていたか

受験期に一番時間を割いていたのは数学です。数学5、物理2.5、化学2.5の割合で勉強していたと思います。私は留学したため英語はやる必要がなく、直前期に過去問を長文を思い出すために解いただけでした。

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計画を立てて勉強することが大切

学習と開発

自分のレベルにあっていない参考書を使っていても学力は伸びません。また独学で進めるなら、自分で計画性をもって勉強しないと自分に甘えてしまうことがあります。

まずは一日のスケジュールを立てる

私は朝に1日のスケジュールを立てていました。1時間区切りでやることを細かく書いていきます。中にはやったことを後付けで日記のように書いていく人がいますが、私は朝にやることを決めてスケジュールに沿って勉強するほうがお勧めします。

1日毎日のノルマ、終わらせることも一緒に決めます。例えば「名問の森を毎日10題解く」であったり「過去問の何年度を今日は解く」などを決めていました。

長期的な目標を立てる

長期的な目標は「問題集を夏までに1周する」や「過去問の完成度を10月までに8割にする」などの目標です。

目先の目標だけ立てていても受験までの流れが見えていないと範囲が終わらなかったり、到達しなければいけないレベルまで到達できないことがあります。

まとめ

今回は物理の独学の勉強法を紹介しました。世の中には良い教材がたくさんあるので、自分で勉強するのも可能だと思います。目標をもって悔いのないように勉強を進めましょう。

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