今ネットフリックスで熱いドラマと言えばクイーンズ・ギャンビットです。
私も母におすすめされて見始めたのですが、1週間程度で見終わりました。
2020年10月公開後28日でNetflixを配信している約半分以上の国でトップ10にランクインするなど一番勢いのあるドラマになっています。
今回はクイーンギャンビットがどんな物語か、また見るべき理由について紹介していきたいと思います。
あらすじ
交通事故で母親を亡くして孤児になったベスは養護施設に入り、チェスに出会う。そこからベスは天才的なチェスの才能を開花させ、男性の世界であったチェスのトップに上り詰めていく物語。
配信開始28日間で全世界の6200万世帯が観たといわれ、ネットフリックスのリミテッドシリーズでは過去最高記録だといわれています。
半世紀前のアメリカがよくわかり、孤児院で育てられたベスが薬物依存や孤独に生きるところに吸い込まれていきます。
クイーンギャンビットを見るべき理由
①チェスの魅力を知れる
②7話完結
③ひと昔のアメリカの雰囲気が素敵
④女性の権利について触れている
⑤リアルに近いフィクション
⑥キャストにひきこまれる
チェスの魅力を知れる
ドラマを観るとチェスをやったことのない人でもやってみたいと思わせてくれる
⇒ 実際に公開後はアメリカでのチェス盤の売り上げが2倍以上になった
ドラマの中でチェスの手の打ち方が細かく説明されているわけでもありません。
チェスの打ち方の手の名前などを聞いていると自分でも調べたくなるしチェスがどれほど奥深い競技であるのかがわかります。
ドラマではチェストを打つシーンが多くなっていますが、主にチェスをうっている人の心情にフォーカスしています。
チェスプレイヤーであったら、ドラマの中で描かれている戦い方に感動するらしい!7話完結
ドラマのシリーズはほとんどが5シーズンまで行き、話が進むにつれてどんどん話が複雑になっていくことが多いです。
7話完結
⇒ 短期間で気持ちよく観終わることができる
1つ1つ話はつながっていますが、舞台が変わっていくので飽きずに見ることが出来ます。
ひと昔のアメリカの雰囲気が素敵
冷戦期のアメリカが舞台
⇒ 服装や髪形、家の家具などがオールドファッションになっている
韓国ドラマなどは現代の話が多くなっているのに対して、これは昔のノスタルジックなシーンが引き込まれる要因になっています。
ベスの服装には多くのチェック柄が用いられていて、チェスに触発されている!女性の権利について触れている
チェスの業界では女性の人はほとんどいません。
ベスも男性の競技であったチェスの世界に入り、「女性プレイヤー」として異端児扱いをされます。
男性の方が賢くて、能力があるという考え方を払しょくする動き
⇒ アメリカでフェミニズムとして広まっている。
ベスが男性に勝利を重ねることによって男性世界の中でも女性が活躍できることを証明したことはこの動きに大きな貢献を残したともいえると思います。
リアルに近いフィクション
キャストたちは本物のチェスプレイヤーに基づき、触発されているとも書かれています。
フィクションではありますが、登場人物ハリーのプレイスタイルはノルウェーのグランドマスター、マグヌス・カールセンに基づいていました。
またベス自体もボビーフィッシャーに似ているのではないかと言われています。ボビーが14歳でチャンピオンになったこと、ロシア語を独学で取得したところや孤高な性格などが似ています。
キャストにひきこまれる
ベスを演じているアニャ・テイラー=ジョイはミステリアスな美貌を兼ねそろえています。
アニャのバックグラウンド
アメリカで生まれる
↓
アルゼンチンへ引っ越す
↓
14歳で再びアメリカに戻る
⇒ 他の女優とは雰囲気が全く異なってアニャの存在感を感じられる
とても目力強くて演技が魅力的です。
薬物中毒やアルコール中毒に苦しみながら孤独に生きる少女がどれほど強いのか、周りを影響を与える人はどれほどの苦悩を持っているのかを上手に再現しています。
まとめ
今回はクイーンギャンビットについてまとめてみました。世界中ではすでに話題になっていますが、日本ではまだ流行っていないような気がします。
カメラワークの秀逸さや役者の演技力に引き込まれることは間違いないので、ぜひ観てほしいです。
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