みんな違ってみんないい!アメリカ人の個性を尊重する考え方

「アメリカは個人が尊重され、日本人は皆一緒にいたがって同じことを求める」これは本当のことでしょうか。

人種のるつぼと呼ばれるアメリカでは個性やアイデンティティが尊重されていました。今回は私が留学中に感じたことや経験を紹介していきたいと思います。

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人は人、自分は自分

three men and laughing two women walking side by side

アメリカ人は他の人と一緒である必要は全くないと思っています。むしろ人と違う方が好まれます。

個性を生かすことはファッションによく表れています。

日本:量産系女子、今年のトレンドに敏感
アメリカ:自分の着たいものを着る

日本は雑誌を参考にすることが多いですが、アメリカ人は自分のファッションが確立されています。

・髪の毛がレインボーの人
・タトゥーを入れている人
・ばっちり化粧の人
・スウェットで来る人
・帽子を1日かぶっている人

本当に統一感がなくてバラバラですが、一人一人が個性的で学校全体として均衡が保たれています。

堅苦しくない学校

日本:上下関係厳しめ
アメリカ:もはやだれが何年生かわからない

日本は部活の中でも上下関係があって後輩が準備する、後輩は先輩に敬語を使うのは当たり前のことになっています。

アメリカでは誰が何年生なのかわからないし、9年生と12年生が仲良いこともあります。

部活では一番年下の人も意見をしっかりと言います。

授業も選択授業で全学年の人が受講できるので、年齢は気になりません。

敬語もないから、仲良くなりやすい!
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みんな違ってみんないい

個性を伸ばす教育

個性を尊重することは教育システムにも表れています。

アメリカの学校
中学生:皆同じ授業
高校生:自分で授業を選択して興味のある分野を伸ばす

物理が得意な人は9年生(日本でいう中学3年生)で大学レベルのクラスをとったり、生物が嫌いなら習うことは強制されません。

日本人のようにみんなで足並みをそろえて学び、揃えられない人は外部で学べということはありません。

選択授業例
・コンピューターサイエンス
・マーケティング
・建築
・看護
・株式投資
・自動車免許を取る授業

選択授業が充実していて、高校の時から将来を見据えた勉強ができる!

職場も自由

私がアメリカでは田舎に住んでいたからだからかもしれませんが、留学中にスーツを着ている人を見ませんでした。大学の教授も高校の先生も新聞社に勤めている私のホストファザーも皆私服でした。

とてもカジュアルで、職場に犬を持ってきても許されているのがいいなと感じました。

表現の自由

私のアメリカの友達のインスタは政治に関する投稿をシェアする人が多いです。

周りが何を思うかは気にしない
⇒政治家を支持したり、批判するストーリーをインスタに載せる

アメリカ留学中に銃規制に関するデモを高校生が1から計画を立てたり、自分の意見を言う人が多かったです。

大学は偏差値じゃない

日本人は自分が行く大学を隠そうとしたり、偏差値を気にします。

アメリカでは自分の専攻や大学の場所などを総合的に見て一番合った大学を探すことが一番重要になっています。

自分の選んだ大学に誇りを持つ
⇒行く大学が地元の新聞に載る、行く大学のTシャツを着る

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個人を尊重するのデメリット

・周りの人に関心があまりない
・集団行動が苦手

日本は集団主義、アメリカは個人主義なのは以上でわかりました。時には個人の意見が強くてうまくいかないこともあります。

アメリカ人はある意味周りと合わせることが苦手なような気がします。

グループプロフェクトよりも個人でやる課題のほうが圧倒的に多いし、皆で予定を合わせるのが難しいです。

経験談
自分の予定が第一優先
⇒ホストファザーが家でドラマにはまってしまい、2時間お迎えを待たされた(途中で2回催促をした)

上記で他の他の人がどう思うか気にせず、自分が納得すればよいと書きましたが、その結果自分以外への関心度が低くなっています。

アメリカには口コミがあまりない
⇒他の人がどう思っているかは気にしないから

まとめ

今回はアメリカの個人を尊重することについて紹介していきました。個人を尊重することは良い面も悪い面もある事がわかりました。

文化や国の成り立ちからそのような風潮が生まれているのだと思います。留学では色々な経験ができ、自分の視野を広げることが出来ました。

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