【慶應生伝授】1対1対応の演習数学の効果的な使い方と使う時期

東京出版が出している1対1の数学という参考書は理系でも文系でも一度は聞いたことがある問題集だと思います。理系の私も使っていたし、文系である私の妹も使っています。

今回は1対1の数学の効率的な使い方と勉強法について紹介していきたいと思います。

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1対1対応の演習数学とは

東京出版が出している数学の問題集。入試問題レベルの良問で構成され、まんべんなく受験数学を勉強できるようになっている

数学の実践演習を積むのに最適な問題集になっていて、効率的に数学の成績を上げることが可能になっています。

数学1、A 、2、B、 3(微積分編)、 3(曲線・複素数編)の6冊から構成されている

アマゾンの数学参考書の売り上げ部門でも常に上位をキープするとても人気の参考書です。

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1対1数学のレベル

チャート式数学青

1対1の演習数学

良問プラチカ、過去問、大学への数学

チャート式数学の青よりワンステップ上がっている問題が多いです。時期的には高校3年生になる前に1周解ききると受験までに余裕ができます。

初歩的な定理の説明などはわかっている前提
⇒ある程度数学ができないと歯が立たないし、身につかない

1対1の数学が終われば数学の良問プラチカや過去問に進むことがでします。

私は東京出版が好きだったので、毎月出されている月刊の『大学への数学』を解いていました。

使うべき人

目指す大学
・東大、京大などの国公立
・早慶
・MARCH

基礎的な知識があったうえでハイレベルを目指す人におすすめです。

使うべき人
・数学の問題を短期間で網羅したい人
・自分の苦手を見つけたい人
・数学を得意にしたい人

理系文系、数学の得意不得意にかかわらず多くの人に対応しているがこの参考書になっています。

解法を理解し、自分のものにすることが出来れば周りの受験生に差をつけることが出来ます。

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1対1数学の問題量

数学Ⅰ103題
数学A108題
数学Ⅱ166題
数学B118題
数学Ⅲ(微分積分編)150題
数学Ⅲ(複素数平面、式と曲線編)86題

要点の整理は単元の最初にありますが、2ページで必要なところだけ簡潔にまとめてあります。

問題は基本的に例題とそれに対応した演習が1ページに入っていて、例題は下に解説、演習は別ページに解説がまとめられていて、チャート式と似た構成になっています。

問題量はチャート式に比べて多いわけではありませんが、受験で必要になる問題だけが凝縮されています。

1対1演習の特徴

特徴
 例題の解説が丁寧であること、単元に必要な知識を網羅できるところ

例題の解説が細かく書かれているので、独学にも向いています。

例題と解説、それに対応した演習問題が1セットになって1ページに記載されている構成です。

1冊が薄くなっているから、モチベーションを保ちながら参考書に取り組むことが可能!

効率の良い使い方

・1つの例題に書ける時間は15分程度
・解答に出てくる定理はその都度確認する
・例題の復習を演習で行う

例題を自力で解けるなら、例題→演習のように解くのではなく、例題を一通りやってから忘れたころに演習をやってみるのもお勧めです。

例題を自力で解けるなら、例題→演習のように解くのではなく、例題を一通りやってから忘れたころに演習をやってみるのもお勧めです。

必ず復習をする

解説を見てできた気になってしまうのはもったいないです。

解けなくて解説を読んだ問題はチェックをつけて2周目、3周目に自分でもう一度自分の力で挑戦してみましょう。

家庭教師や個別指導で習うのであれば、先生と例題を解いて、自分の解き方があっているか見てもらい、家に帰ってから復習として演習問題に取り組むのが良いと思います。

解き方があっているか確認する

1対1の数学は一筋縄でいかない問題が多く、解き方がいくつかある
⇒ 自分のやり方が正しいのか、遠回りしていないかを解説で確認するべき。

受験で解答を記述する大学も多いので、文章の作りかたりゃきれいな解答作りも意識して取り組めるとなお良いです。

単元ごとに学習する

順番に解く必要はありません。しかし、単元ごとに完成させていくことをおすすめします。

・数学にまだ自信のない人
 ⇒自分の得意な分野から攻めていく
・数学が得意な人
 ⇒苦手をつぶすのために苦手な分野から

正直、理系であれば数1やAを受験直前期に解く必要はありません。

優先順位を決め、目的意識をもって勉強するようにしましょう。もし、時間に余裕があるならば例題と演習を何周も復習して完璧にしてください。

1冊1か月のペースで進めていこう!

まとめ

今回は1対1の数学について紹介していきました。この本は文系理系にかかわらず多くの人が使っている問題になっています。もし気になったら、書店で立ち読みしてみてください。

簡潔にまとまっているし、図も多くて、とても取り組みやすいものになっています。

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