私は高校のときに1年間アメリカのバーモント州(ニューヨーク州の上に位置する田舎)に交換留学しました。
現地の高校には日本人がいなく、留学生も5人だったので留学生用の授業も用意されていなく、皆と同じ授業を1年間取りました。
最初は英語の理解に苦しみましたが、アメリカの高校ではコツさえ掴んでしまえば高い評価をもらうことが可能で、私自身も全教科A以上の成績しかとりませんでした。
今回は私の留学先での成績の取り方を紹介していきたいと思います。
良い成績をとるためにおこなう7つのこと

①宿題を必ず提出する
②わからなければ先生に質問する
③ホストファミリーを活用する
④レベルにあった授業を取る
⑤最大限の努力をする
⑥友達と勉強する
⑦日本語版でも勉強する
宿題を必ず提出する
宿題を出すコツ
⇒家に帰ったら一番にやる、などのルーティンを決めること
宿題の点数は少なくとも成績の10%はありました。
私の高校は2学期制で、毎日同じ時間割だったので毎日宿題が出ました。アメリカに塾はないので日本の高校よりも宿題は多いです。
宿題は点数よりも出すことが重要視されている印象が強かったので出し忘れることがないように気をつけましょう。
わからなければ先生に質問する
日本人:自分で解決しようとする
⇒一人でため込まずに先生に聞くべき
積極的であると、学ぶ意力があることが伝わり先生も丁寧に教えてくれると思います。(先生も質問してくれて嬉しいといっていました。)
私も2週間遅れて参加した授業があったのですが、理解できるまで先生が毎日補講を一緒に行ってくれました。1人で悩むより早く解決できるので時間の無駄にもなりません。
ホストファミリーを活用する
家に帰ってからはホストファミリーも力になってくれます。
ホストファミリーに聞くことはコミュニケーションにもなります。
課題図書があるときはホストファミリーも一緒に読んでくれて、感想を言い合ってクラスでのディベートに備えていました。
レベルにあった授業をとる
私の失敗例
11年生用の英語の授業を取る
↓
課題図書がアメリカの文語体で書かれていて理解できない
↓
2週間でドロップアウト
課題図書のギリシャ神話は隠喩や暗喩が多くて本の内容も理解できなければ、授業で何を議論しているのかがわかりませんでした。
結局、全学年に開かれている多読の授業をとったところ自分のペースで自分のレベルの本を読み進めていけるものになっていてモチベーションを高く勉強することが可能になりました。
最大限の努力をする
秋は前述の多読の授業を取ったのですが、春学期はネイティブの10年生と同じ英語の授業を取りました。それでもAをとれたのは自分で工夫をしたからだと思います。
私の対策例
課題図書の小テストの点数が取れない
↓
該当ページは3回読む+オーディオブックを聞いてストーリーを細部まで定着させる
ネイティブの人と同じ勉強量だと負けてしまうのであれば、その何倍もの時間を時間をかけて努力すればよいのです。
友達と勉強する
自分だけではわからない新しい発見があると思うので、友達と勉強するのもおすすめです。
友達のノートを見せてもらったりわからない問題を一緒に解くことで理解が深まり、友達とも仲良くなることができます。
数学などの理数科目に関しては日本人のほうができるため常に教えてもらう立場にはならないと思います。自分の得意分野ではアメリカ人を助けることも大切です。
日本語版でも勉強する
私は予備知識なしでコーディングの授業を取ったのですが、最初は言っていることが理解できませんでした。
日本語でコーディングについて調べる
⇒知識が増えて、授業の内容も英語で理解できるようになった
時には日本語に頼ることもとても有効な手段だと思います。
あえてレベルの低い数学などを取るのはもったいないので、せっかく勉強しに来たのであればわからないところは日本語で補いながらハイレベルな授業に挑戦するのが良いと思います。
成績が毎日変動
アメリカの成績はオンライン上で毎日更新されていきます。1つでも提出物でCをとると全体のGPAの平均が落ちるのです。
毎日成績を確認できるのは良いのですが、これがアメリカの高校生を成績に縛られたストレスの多い毎日へと陥れます。
大学受験にも成績はとても重要なので、1つの提出物の悪い評価に号泣している生徒を留学中何度も見ました。
私も最初は授業についていくのに必死で成績など特に気にしていなかったのですが、毎日変動していく成績を見て気づいたら周りの皆と一緒に成績の変動に一喜一憂し、テストで悪い点数を取らないように自然と勉強するようになっていました。
まとめ
留学生であっても、自分の努力次第で良い成績を取ることができます。時には先生や友達に頼りながら勉強を頑張ってください。
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