高校留学で一番の心配事はホストファミリーでした。学校の勉強ももちろん大切でしたが、一番長い時間を一緒に過ごすホストファミリーと仲良くやっていけるかが重要です。
もともとは出会うはずのないホストファミリーと家族のようになれたら留学生活も充実したものになるでしょう。
そこで今回は経験に基づいてホームステイにおいてよい関係を気付くために気を付けるべきこと3つとやった方が良いこと7つを紹介していきます。
気をつけること3つのこと

部屋にこもらないこと
YESNOをはっきりという
やりたいやりたいだけもダメ
部屋にこもらないこと
留学中、学校でも多くの新しい人と接して毎日ストレスや疲れがたまってくると思います。私も一人で過ごす時間が好きな人だったので、家ではできれば部屋で好きなことをして過ごしたいと思っていました。
しかし、ホストファミリーは留学生が部屋にこもられてしまうと勉強しているのかもしれないと声をかけるのもためらってしまいます。せっかくのコミュニケーションの機会があっても自分から壁を作ったり、台無しにするのはよくないです。
2つ目のホストファミリーは用がなくても、みなリビングで宿題や仕事をしていました。同じ空間にいるからと言って一緒に何かをするわけではありませんが、一緒にいることでお互いに安心感が生まれます。
ちょっとした休憩時間にみんなで駄菓子を食べたり、散歩にいこうかということになって、急にドライブが決まったりします。
リビングにいて、イヤホンをしていてもかまわないので皆の目の届くところに自分がいるのが良いと思います。
やることがなければ犬とたわむれていればよいのです自然と誰か声をかけてくれると思います。もちろん自分から声をかければ相手もうれしい気持ちになるので勇気を出してみましょう。

アメリカ人は日本人より家族を大事にするイメージがあったよ。
YESNOをはっきりという
相手のの気持ちを考えて、はっきりと言わないのが一番ダメなことです。何が好きで嫌いか、やりたいのかやりたくないのかもしっかりと言いましょう。
日本人は、断れない癖がありますが嫌いなものはちゃんと言った方がお互いのためになります。
おいしいものはしかっりとおいしいと表現し、楽しいことは楽しそうな顔をするべきです。
ホストファミリーも留学生のことを思って連れて行ってくれたところも、留学生がつまらなそうな顔をしていたらもう連れて行ってくれないと思います。
逆にいつも笑顔でで全力で楽しんでいたら、もっといろいろなことをさせてあげたいと思います。

感謝の気持ちを言葉で伝えるのも忘れないようにしないとね
私は最初のほうにピーナツクリームをつけたパセリをすすめられてお世辞でパセリが苦手なのにおいしいといったらそれから毎日のようにお弁当に入れてくれたことがあります。あとから苦手だというと「食の好き嫌いは言っても何も悪いことはないから早く言っていいのよ。」と言われました。そのことがあってからは自分に正直にいるようになりました。
やりたいやりたいだけもダメ
アメリカに留学中、チリ人の子がそうでした。私たちはバーモント州というニューヨーク州の上に位置する田舎に留学したため、ドラマの中にあるきらびやかなアメリカの生活とは程遠く、田舎でのんびりとした暮らしでした。
チリ人の想像していた留学生活とは違ったことに落胆して、旅行に行ってインスタ映えのする写真を撮りたいと言い続けていました。ホストファミリーが忙しくて、なかなか時間が取れないことに憤慨して、関係が悪くなり他の違う友達の家で旅行好きな子の家に入り浸っていました。
自分がやりたいだけでは相手の都合もあります。表現をすることもよいですが、受け入れてもらっているという意識をもって相手の状況も考慮するべきです。
関係が良くなるためにするべき7つのこと
日本食をふるまう
行く前の手紙、言った後のお礼状
誕生日は盛大に
部屋の掃除をする
決まり事を聞いておく
自分から積極的に
挨拶をする
日本食をふるまう
留学生は無償でホームステイさせてもらって、食事も毎日作ってもらえます。時には自分で日本食をふるまってあげると喜んでくれると思います。日本食は思ったよりも簡単に作れることが多いのでぜひ試してみてください。

お箸も一緒にプレゼントしたら一生懸命使いながら楽しそうに食べてくれたよ。
行く前の手紙、行った後のお礼状
行く前に手紙を書くことが礼儀だと思います。自分の自己紹介や写真、好きなことや趣味など自分の情報をたくさん書きましょう。私の場合は自分からA43枚分、親からA4 1枚分の手紙を事前に送りました。英語で書くので、誤字脱字がないように何度も学校の英語の先生などにチェックしてもらいました。
留学中も私は親から年に3回ほど日本からお土産が届きました。私自身の足りないものを届けてもらうのとともに、家族への新しいお土産や日本食を作るためのキットを送ってもらっていました。日本から届く段ボールにホストファミリーは興味津々です。
留学が終わった後も定期的にメールをしたり、クリスマスには日本から贈り物をすると良い関係が長続きすると思います。
誕生日は盛大に祝う
外国人は誕生日を大切にします。誕生日カードは家族も一人ずつ個別で用意します。そのため日本からポストカードのようなものを持っていくことをおすすめします。カードに長文を書くわけではなく、簡単な英語だけを書けばよいです。カードをプレゼントすること自体に意味があります。
私は筆ペンを持って行って、筆ペンで簡単に漢字とメッセージを書いていました。日本風のメッセージカードができるので試してみてください。
部屋の掃除をする

部屋の掃除をするのは基本です。たとえ部屋を一つ貸してくれていてももともとはそこは違う人の部屋であり、自分の部屋ではありません。
アメリカでは毎朝メイキングをするようにしましょう。部屋が清潔だと、自分を見る目も変わってくると思います。掃除機も自分で定期的にかけることが基本です。
決まり事を聞いておく
シャワーはいつ入ればよいのか、門限はいつなのか、洗濯は自分でするのかなど気になることは先に聞いておくことが良いです。
自分でどうにかしようとして、失敗するのであれば行動する前に聞きましょう。失敗してしまったこともホストファミリーに隠さず謝ることで関係は崩れません。
アメリカの洗濯は外で干すことはせずに選択して乾燥機にかけるだけなのでとても簡単です。自分で私はやっていました。その他にも家事は何をしたらよいか、聞いておくことでそわそわすることがなくなると思います。


自分から積極的にコミュニケーションをとる
コミュニケーションの取り方は何でもよいと思います。私は学校の宿題のわからないところを聞いたり、英語を質問していました。それだけでもホストファミリーはとてもうれしいと思います。
ある時本が読みたいけれど自分ではなかなか選べないと言ったら、次の日には図書館で大量の本を借りてきてくれていました。1冊1冊、丁寧に説明してくれて自分のことを大切に思ってくれていることを改めて感じました。

自分の話や自分の家族の話をすることで関係は深いものになっていったよ
挨拶をする
挨拶は基本中の基本ですが、生活に慣れてきて家族のようになった時こそ忘れがちになるので、心にいつもとどめておきましょう。おはようといえば必ず”How are you”と聞いてくれます。その時にいつも同じように返すのではなく、そこから会話を派生できればベストです。
まとめ
留学生活はなれないところで、日々いろいろなことが起きるので大変だと思います。いつもそばにいて助けてくれるのはホストファミリーなのでよい関係を気付くのが一番大切だと思います。
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