せっかく留学に行ったのに友達ができない、自分の想像していた友達に囲まれて毎日楽しく過ごす留学生活とかけ離れていることに悩む人は多いと思います。
私も最初は友達ができずに日本に帰りたいばっかり思っていました。日本なら友達がたくさんいるから自分は悪くないと自分の中で言い訳していたのかもしれません。
今回は友達ができない原因と、その対処法について紹介していきたいと思います。
まずは理想を捨てること

友達に囲まれた生活は嘘
留学生は注目されて友達が寄ってくるというのは嘘になります。
友達に囲まれてインスタグラマーになることはほとんど不可能です。
都会の大きな学校だったり、アジア人の多い西海岸になるもはや誰が留学生なのか誰も知らないし、興味がありません。
つまり、ほとんどの人はきらきらした留学とはかけ離れた目立たない学校生活を送ることになるのです。
幼馴染の中に入っていくのは困難
アメリカの高校生は地元の高校に通うため、ほとんどの人は5歳くらいからお互いのことを知っていて、家族ぐるみで深い仲になっています。

やはりそのような光景をみると一歩引いてしまう時が多かったかな。
友達ができない理由

・受け身
・英語力を言い訳にする
・自分に自信がない
受け身だから
友達ができない理由に受け身であることがあげられます。留学生だったら誰かが話しかけにきてくれるということはほとんどありません。
自分から話しかけないとなかなか相手も話してくれないし、何より相手の警戒心も解けません。

話しかけられて嫌な気持ちになる人はいないから、自分から一歩踏み出す必要があるよ。
英語力を言い訳にするから
自分の英語が上手でないから友達ができないのは当たり前だと考えるのは良くないです。英語ができなくても友達はできます。
みんなの会話についていけなかったり、ジョークについていけないことに負い目を感じるのはやめましょう。
実際にメキシコ人の留学生は英語が全くできませんでしたが、人懐っこさと何を言っているのかわからない愛嬌でいつも友達に囲まれていました。
英語ができないことに負い目を感じで積極的になれないかもしれませんが、英語を言い訳にして友達ができないことを正当化するのは少し違うと思います。
友達を作るには

・行動力
・自分のことを話す
・自己主張
・自分の意見を持つ
・友達の友達を大切にする
・笑顔と愛嬌
自分で行動すること
この記事で何回も言っているように受け身であったらいつまでも友達はできません。
私の友達は毎日1人ずつ、留学先の友達と写真をとってFacebookに載せていました。
何日目(何人目の友達)という数字の紙をもって一緒に写真を撮るのです。はたから見ると不思議な光景ですが、それによって皆そのこと写真を撮りたくなるし、毎日必ず1人ずつ新しい子と話すきっかけになって友達になることもできます。
他は私の友達は英語はできないからと言って、全校生徒の前でダンスを踊っていました。それだけで一目を置かれるし、皆が自分の存在を知ってくれることになります。
自分のことを話す
日本人は聞き上手で人の話を聞いているだけですが、自分の話をすることが大切です。アメリカ人は自分がどんな人なのかをとても大切にするので、自分の日本の家族のことでもよいし、日本の友達のことでもよいので教えてあげるとそれだけでも距離は近づきます。
自己主張をする
アメリカは自己主張の強い国民性を持っているのでその中で埋もれずに発言していくことは大変です。日本にいるときの自分とアメリカにいるときの自分を変えるくらいの勢いで自己主張をする努力が必要になります。
例えば、夜ご飯に何が食べたいか聞かれたら日本人であれば親切心で「なんでもいいよ」と言いますが、アメリカ人は答えを求めているのです。
答えないことや、曖昧な返事をすることがアメリカでは失礼に当たるので注意しましょう。食べ物の好き嫌いをはっきりと言ったりすることがホストファミリーとの信頼関係を構築するのに必要です。
自分の意見を持つこと
日本人は周りの意見と合わせることが美徳とされていますが、アメリカ人は自分がどう考えるかが一番重要になります。
自分に自信が持てれば自然と自分の意見も出てくると思います。間違っているかは関係ありません。聞かれたときにちゃんと答えること、授業中にしっかりと挙手をして答えることが第一条件になります。
友達の友達を大切にする
友達を作るにおいて、1人ですべてやるのは困難です。1人友達ができるとその子の友達の遊びにも誘われるようになります。
友達の友達まで一緒に仲良くすることでどんどん知り合いは増えていきます。

ホストシスターの友達とも仲良くなりやすいよ
笑顔と愛嬌
怖い顔をしているような人のところにはよほどのことがない限り人は寄ってきません。そのため、常に笑顔を心がけましょう。周りの評価も笑顔だとかわります。
疲れていても、口角を上げる意識をするだけで周りの印象は随分変わります。
どうしてもつらくなったら

つらくなったら一度友達作りから離れてもよいと思います。もし留学の目的が英語力向上であったり、異文化交流だったら友達がいなくても目的を果たすことができます。
友達ができなくてもよいと思えば、焦らなくてよいし、心も軽くなると思います。留学中に誰も友達ができなくても、そこで得た経験はとても大きなものになります。
想像もしてなかったところから友達ができる可能性が大きいです。私も1番仲良い人は最初は図書館で落とし物を拾ってくれた人でした。そこから会話が始まって仲良くなり、相手は日本語を大学で勉強してくれて日本に留学することも決まりました。

運命を信じるのも良いかもね。
日本人と絡むことはありか
日本人と絡むことは留学の目的を考えてからにしましょう。留学で異国の地に来て日本語で喋ることが留学ではありません。
もちろん、日本人のコミュニティを遮断するのは良くないし、刺激になる友達はたくさんいると思います。
ただ、日本人のコミュニティに入り浸るのはやめましょう。
まとめ
今回は留学で友達ができない理由についてまとめてみました。留学生で友達ができなくて悩んでいる人は多いと思うし、焦っている人もいると思います。
これを読んで少し自分を見つめ直す時間ができればよいと思います。
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