アメリカと言えばリーディングの課題が多いのが有名です。1日で100ページの課題図書を読んで要約して感想まで書くような宿題が出されるのは普通のことです。
今回は私の高校留学の経験を基に、リーディング課題の取り組み方を紹介していきたいと思います。私は最初こそ悪い点を取っていましたが、コツをつかめば効率よく勉強してAを取ることができました。
履修した授業の内容
Amwrican literature
アメリカ文学作品を学ぶ授業で10年生の英語の授業の必修
100分の授業を毎日受けていました。
楽器内で10冊程度の文学先品を読み、1つの作品は2週かけてクラスで色々なアクティビティを行っていました。
アクティビティ
・ディスカッション
・エッセイ
・映画鑑賞
なぜリーディングが大切だったか

宿題:毎日文学を30ページ読み進めること
小テスト:前日読んだ内容の確認
最初はこんなもんだろうと思って一度流し読みをして内容とストーリーがわかる程度で次の日のテストに臨んだところ、10点中6点でした。
そんなに詳しい出来事を聞いてどうするのかという問題もありました。
主人公の妹はスケートをした後に何をしたか
主人公が歯磨きをしなかった理由は何か
のような問題で、30ページある中の数行の話を正確に覚えるのは当時の私には困難でした。
小テストくらいと思われるのですが、アメリカでは毎日成績が更新されるので6点を取るとDがオンラインの成績表に書かれるのです。
リーディングの対処法
①授業の合間に読む
②日本語版を読む
③オーディオブックを流す
④先生に助けを求める
⑤授業外で多読のトレーニングをする
⑥スキミング
授業の合間に読む

家に帰ってからだと本を1周するので精一杯になってしまします。そのため、私は授業の合間に暇さえあれば本を読んでいました。
おすすめの隙間時間
・バスの中
・空きコマ
・送り迎えを待っている時間
取り出しやすいところに本を入れておいて時間がある時にさっと読むのです。
日本語版を読む
これは日本語版があれば通じることです。日本語版を読んでは意味がないと思う人もいると思いますが、日本語版を読んだ後は必ず英語版を読むようにしてください。
日本語版を読むメリット
・単語を定着させることができる
・内容を追いやすい
・深い理解につながる
オーディオブックをながす
私は途中で活字に拒絶反応が出てしまうことがありました。そのようなときは活字をあきらめて耳から聞いていました。
料理をしながら、片づけをしながらなど作業と並行して聞くのがおすすめ!助けを求める

先生に相談する
私は英語の授業の最初のほうはまだ要領がつかめていなくて、テストも悪い点数ばかりを取っていました。
宿題に時間がかかっていることを相談
↓
対策を考えてくれた
「朝の時間に宿題の内容を一緒に確認する?」「事前にクイズの内容を教えようか?」
私はハンデをもらうことはしたくなかったので結局は自分で頑張ることにしたのですが、先生の優しさに感動しました。
先生も高校のうちであればネイティブでない留学生のことを周りの生徒と同じ学力だと思っているわけではないし、相談した時に話してくれて嬉しかったといってくれました。
ホストファミリーに助けを求める
これはホストファミリーにも同じことが言えます。ホストファザーに単語の意味を聞けばわかりやすく教えてくれるし、同じ本を読んでくれて内容を家で一緒に話すこともありました。
高校留学の良いところは周りに助けを求められるところ授業外で多読のトレーニングをする
多読をするのが一番良いです。私は暇さえあればホストマザーと図書館に行って読みたい本を借りていました。
休日になると一日中本を読んでいることもありました。
自分のレベルにあった本を読む
⇒ 読むのが楽しくなる+読むスピードが速くなる
スキミング
英語の課題図書:精読が大切
論文:スキミングと要約が大切
スキミングのやり方
私のホストファミリーは新聞社の編集者をやっていたのですが、いつも大量の記事を読んで編集していました。
スキミングのコツ
段落の最初と最後に注目することで言いたいことがわかる
他の部分は難しい理論を具体例を用いて解説していることが多いので、自分で重要なところがわかるようになれば読む時間も短縮されます。
まとめ
今回は留学中に課されるリーディングの対処法についてまとめてみました。私自身最初は読むのが得意ではなかったのですが、最後の方には文章を軽く読むだけで内容が大体わかるようになったし、読むスピードも随分早くなりました。
途中で諦めないで、必死に勉強についていってみてください。
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