ニューヨークは留学先から車で5時間ほどでしたが、留学中に2回旅行に行きました。1回目はクリスマスの直後、2回目は6月の前半に2泊3日です。
夏と冬に行ったのですが、雰囲気が異なり違う都市に感じてしまうほどでした。今回は冬のニューヨークに焦点を当てて書きます。
これが世界の中心NY？寒すぎて歩けない！
冬のニューヨークは薄暗く、とても寒かったです。少し外を歩くだけで体中が冷え切り、どんなに防寒をしていても足先から冷えていき、足の感覚が麻痺しました。
体感温度はマイナス20度ともいわれているよ。
想像と違う風景
昼間に観光したのですが、それは想像していたきらきらしたニューヨークとは違いました。皆顔をマフラーにうずくめるように下を向いて歩いていました。寒くて、暗く、活気がなかった気がしました。
その時の率直な感想は、なぜこんなに寒いところに多くの人が住んでいて経済の中心になっているのかということです。
歩くのも限界
中学生のホストシスターの体力の消耗は激しく、基本的に建物の中をつたいながら、ニューヨークを散策していました。足が動かなくなって、歩けなくなるほど寒かったです。
自分の住んでいたところはニューヨークの上の州のバーモント州という田舎ででもっと寒かったのですが、冬に町を歩くという概念はありませんでした。
比べて、ニューヨークは高層ビルの立ち並んだ町に風がとても冷たく吹いている中、多くの人が町を歩いていました。
NYがそれでも世界の中心である理由
アメリカの政治の中心はワシントン、経済の中心がニューヨークになっています。しかし、国連本部が設置されているので世界の政治の中心はニューヨークであるともいわれています。
また、色々な人が住んでいるNYでは世界中から持ち寄られた文化の良いところを吸収することで文化の最先端をいきます。つまり、NYは政治・経済・文化の最先端であるのです。
NYは旅行者も含めていろいろな人種から成り立ち、まさに世界を凝縮した形である気がしました。１つ１つの建物の規模の大きさ、NYタイムズの様子などはどこの国も真似できないような壮大さがありました。
ニューヨーク見どころ
世界で最も影響力のある美術館Moma
マンハッタンにある近現代美術館。現代アートの博物館で建築や美術作品、ファッションまで幅広いアートが堪能できる。
ゴッホの星月夜をはじめ、ピカソやルソージャガールなどの有名な作品も展示されています。各フロアに多くの警備員がいて、少しでも作品に近づくと注意されてしまいました。
ここは観光客がすごくて、人の流れに沿って歩くのが精一杯でした。途中で座る場所や休憩スペースもあるため、自分のペースで見学していくことも可能です。親とはぐれないことだけは注意したいです。
巨大できらびやかなNYクリスマスツリー
・ロックフェラーセンター
・ニューヨーク商品取引所
町のいたるところにある巨大なクリスマスツリーがとても綺麗でした。高さ20m以上のツリーに光るオーナメントがあふれるばかりについていました。
ちなみに、ロックフェラーのクリスマスツリーの点灯式はテレビで生中継されるのでNYに行かなくても十分に楽しむことができます。
ツリーは3つセットで並んでいることも多かったよ
屋外スケート場もたくさんある！
町の噴水は凍っていて、水がつららになっています。また、スケートリンクもいたるところにありました。
私たちは、セントラルパークでスケートをしました。セントラルパークは大都市にあるとても大きな公園なのですが、そこでは自分がNYにいることを忘れさせてくれるくらい、自然に囲まれていて静かな場所になっています。
人が多くて思うようには滑れませんが、スケートが終わった後は、あったかいホットココアを飲んで体を温めました。
NYで食べなきゃ損！手軽でおいしいレストラン
旅行に行くと重要になるのはグルメです。NYらしくて、おいしいものを食べたいです。私はホストマザーがNYに詳しいため、おすすめのところに連れて行ってくれました。NYには、数え切れないほどのレストランがあります。高級なお店から手軽に食べられるところまで様々です。
今回は高すぎずに美味しく、お腹を満たしてくれるお店を紹介します。家族5人で行ったので家族連れにぴったりだと思います。
Chipotle Mexican Grill
お昼はChipotle Mexican Grillという有名なメキシカンのお店に行きました。お店ではタコスか、ブリトーか、サラダボウルかを自分で選びます。そしてバイキング形式で中に入れるビーンズや野菜、肉などを自分でチョイスして入れてもらいます。
つまり、自分の好きなものを入れたタコスができるお店です。ビーンズや肉の種類が多くて選ぶのが少し大変でしたが、どれも味付けが絶妙だったため、おいしかったです。
値段は10ドルくらいで、中身がぎっしり詰まったタコスが4つ付いてくるので1人で食べるには多すぎるくらいでした。
Sarabeth’s
サラベスは、日本人でも知っている人がいると思います。NYの朝食の女王と呼ばれ、NYのNo.1デザートレストランとも言われたこともあるとても権威のあるお店です。セントラルパークの正面にあるため、交通のアクセスも良かったです。
サラベスは日本でも展開されているレストランで、フレンチトーストや、エッグベネディクト、パンケーキが有名になっています。
使っているバターや牛乳が違うとここまで味が違うのかと感動してしまいました。
エッグベネディクトは中から半熟の黄身が出てきてとてもおいしかったです。朝食にしては量が多かったのですが、おいしかったので一人で食べてしまいました。
1人2000円くらいで少し高めでしたが、ニューヨークでの思い出作りには最高な場所と味でした。
まとめ
今回はニューヨークの冬について書きました。後日に夏編も書きたいと思います。夏編ではブロードウェイやタイムズスクエア、自由の女神など観光スポットに多くいったため、ぜひ楽しみにしていてください。
コメント