アメリカ人というと毎日好きなものを食べて、「自分が自分らしくいればどんな体型でも似合っている」という考えの人が多いように感じます。
実際に私のホストマザーはどちらもふくよかで、おいしいものを作ったり食べたりするのがとても好きでした。
一方アメリカ留学中の高校の友達は男女問わず筋トレをして、健康に気を使っている人が多かったように感じます。
今回はアメリカ人がなぜワークアウト(筋トレや有酸素運動)をするのかをまとめてみました。
ワークアウトする理由

①フィットネスが安くて近いから
②世の中の健康志向
③スポーツへの関心が高いから
④著名人の影響
⑤高校にもジムがあるから
フィットネスが安くて近い

日本のジムって会員料が高いイメージがあるけど

アメリカのジムは月に3000円くらいだからだれでも通いやすいよ
日本のフィットネスは高くて、お金に余裕のある人しか通えない雰囲気があります。
日本は1か月に7000-9000円ほどかかることがほとんどで、使いこなせるのかが心配で多くの人が行くのをためらうのです。
フィットネスの国別会員数
アメリカ:17%
日本:3%
アメリカのジムは1か月3000円ほどが相場であるので、大人のほかにも学校帰りの高校生もよく訪れます。
つまり、アメリカでは気軽にジムに行ける環境が整えられていることがわかります。
世の中の健康志向

今はもうジャンクフードを食べまくるのではなく健康に気をつかった料理を食べるのが東海岸のセレブを中心に流行っています。
アメリカでは健康的な食べ物を食べて、運動もしっかりして長生きしようというブームが起きているのです。
ちなみに私は1年間アメリカでホームステイをしていたのですが、1度もマックに行くことがありませんでした。
それに便乗して、ベジタリアンやヴィーガンなど特定のものを食べない人が増えています。
私のホストシスターもスポーツマンだったのでずが健康のためにベジタリアンになっていました。
プロテインがたくさん入ったカロリーバーやパンケーキミックスなどスーパーにはプロテイン量が強調された商品が棚に並べられて、みなお昼ごはんや筋トレの後に食べていました。
スポーツへの関心が高いから
スポーツへの関心が高いのがアメリカになっています。
アメリカの4大スポーツ
野球、アメフト、バスケ、アイスホッケー
4つの人気は絶大で、特にアメフトのスーパーボールの時期には視聴率が50%を超えるといわれるほどアメリカのアメフトが人気がすごかったです。
このスポーツに共通しているのが皆鍛えられた体を持っているということです。
その人たちを目指して筋トレをする学生も多いのです。
著名人の影響

アメリカ人では社長や幹部の人であるほど筋トレや運動を毎日の日課にしています。
オバマ元大統領
⇒ 45分間の運動と筋トレを週6回続けている
マイク・ザッカーバーグ(Facebook創立者)
⇒ 週に3回の朝の筋トレを欠かさず行う
有名人で筋トレをしている人は多いので、「仕事ができる=筋トレをしている」というイメージが根付いているように感じます。
その他、Vlogをとっているユーチューバーの1日のルーティンでは必ず筋トレとワークアウトの時間が出てきて、筋トレが生活の1部になっていることがわかります。
アメリカ人はタンクトップや短パン、レギンスなど体のラインが見えるものを着る
⇒ 筋肉もファッションの1部になる
このようにインフルエンサーや著名人の影響によって筋トレを始める学生や社会人が多いのです。
公立高校にもジムが併設
日本の高校の部活といえばスポーツをすることがメインであって筋トレをするのは雨でグランドが使えないときだけでした。
普通の日本の部活であれば筋トレを義務づけたりジムに通う人はそんなにいないと思います。

アメリカの部活でどれくらいトレーニングしていたの?

平日5日の練習のうち、2日はトレーニングの日だったよ
アメリカではスポーツの土台である身体から作っていきます。トレーニングの日は競技の練習をせずに学校のジムでワークアウトをします。
地元の公立高校に通っていたのですが、校内に立派なジムがあって、部活のとき以外も空きコマに筋トレをしている人がいました。
アメリカ人は簡単にダンベルをあげてしまうのでびっくりしたのを覚えています。しかし、ランニングに関しては苦手な人が多かったです。
日本でも少しずつブームがきている?

コロナの自粛中に運動不足になってYouTubeで筋トレ動画を見て自分でやり始めた人は多いと思います。
私も自粛期間中に毎日少し筋トレをしたら、体に変化が訪れて楽しかったです。
家でできる筋トレのコンテンツも充実していて、初心者や運動が苦手な人も始めやすいように感じました。
まとめ
アメリカ人は思った以上に多くの人がワークアウトをしていることがわかります。
日本人の筋トレ事情と違うところもあれば、同じところもあると思います。気になったら、アメリカ人の筋トレもユーチューブで参考にしてみてください。
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