最近、将来はグローバルに活躍してほしいということで、海外でも通じる名前を付ける親が増えてきています。
私はアメリカに留学したときに、名前が通じるもしくは、変な呼び方にならない名前を付けることが思ったよりも大切になることを気づきました。
例えばユウダイはYou dieに聞こえてしまうし、ヒトミはHit meに聞こえてしまってアメリカ人からも誤解を生みます。
今回は名前に関する私の体験談と海外でも通じる名前を紹介していきたいと思います。
留学中に名前が呼ばれなかった

冒頭で紹介したように名前が誤解を招くこともあるし、アメリカ人の発音上、発音できない名前もあります。
私の名前はナオコだったのですが、アメリカ人にとってはとても発音の難しい名前でした。ローマ字で書くと、ネオコとしか読むことができません。
自分の名前が違う風に読まれることは思った以上に違和感があります。日本人では普通に読めるからこそ、ネオコと連呼されるといやな気持になります。
ニックネームをつけた
発音するのが苦しそうだったので、ナオコからナオと呼んでもらうことにしました。日本でもなおと呼ばれることが多かったので、それにしたのですがそれでもまだ問題がありました。
ナオは完全にNowと発音が同じなのです。しかもNowは日常的にもよくつかわれるため、「今のはRight NowのNowだよ」だったり「今はYouのNaoだよ」と言い直さないと本当にどっちがどっちだかわかりなくなります。
例えばスポーツをしていても「Do it ナオ」が私がやるのか、今やるのかよくわからず静止してしまう時がありました。
また、留学生として自己紹介をすることが多かったのですが、「My name is Nao」というと、知らない人は「My name is Now」に聞こえてしまうからフルネームを言ってから、ニックネームがなおだといった方が良いとホストファミリーに言われました。
それほど、名前として認識されていない名前を持つことは苦労が多かったです。
スペルミスマークが消えない
またwordに名前を書いても必ず「スペルが間違えていますよ」というサインの赤のアンダーラインが出てきます。私は赤ラインが自分の文書にある事が好きではありませんでした。
また、iPhoneで表を作っても私の名前だけ赤ライン表示されるので少し嫌でした。
海外でも通じる女子の名前

ラ行は使わない
アメリカではLとRの発音の違いはとても大きいです。私の留学初期はライブラリーと言ったらホストシスターには何を言っているのか全くわからなかったそうです。RとLは日本人はあまり区別しない傾向にありますが、アメリカ人にとってはそれひとつで意味が変わる言葉が多いのです。
つまり、LとRの間の微妙な発音である日本語のラ行は避けた方が良いということがわかります。
おすすめする10個の名前

サラ
Sarahはアメリカでもよくつかわれる王道の名前です。私のホストマザーも、友達の妹の名前もサラで時代を超えてすたれることがない人気の名前になっています。
メイ
Mayは多くの人が使うニックネームです。となりのトトロは海外でも人気なのでメイの名前と言えば日本のカワイイ名前という印象があります。まゆみなどの名前の人もニックネームでメイを使う傾向にあります。
エイミ
Eimmyは海外から入ってきた名前ですが、日本人らしい名前になっています。海外ではエイミーと最後が伸ばされることが多いです。
マリナ
Marinaは海という意味があります。日本と違ってマリナのリのところにアクセントが置かれます。夏生まれに最適になっています。
エミリ
Emilyは友達にもいましたが賞賛するという意味があります。しかしエリにするとeerie(不気味)という意味になりかねないので注意が必要です。
ナオミ
Naomi Scottというとても有名な女優がいます。日本人らしい名前ですが、元々アメリカから入ってきた名前でアメリカでも人気の名前になっています。
リサ
Lisaは昔から日本でも海外でも人気の名前です。アメリカでは皆LisaでRisaはいないのでつけるとしたらLisaのほうが良いと思います。
ノア
Noahも友達にいました。発音が優しい雰囲気になっているので呼びやすくなっています。
アン
Annは発音がしやすい名前です。アンのほかにもアンナもアメリカで通じる名前になっています。
アメリカでも日本でも違和感のない名前は意外と多く、このほかにもリリやマリ、マイカなどがあります。日本での響きだけでなく、海外で通じる名前かどうかを考えたうえで名前を付けることが重要になってくると思います。
まとめ
私が留学中に名前で苦労したので、今回は名前についてまとめてみました。これからの時代、世界に通用する名前を付けていくことがその子供の将来のためであると感じました。
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