高校留学をする際に自分が文系か理系に進むのか悩んでいる人がいると思います。私も実際に高校1年の時に留学することを決意して、高校2年生の夏に出発して帰国したのは高校3年でした。
つまり、皆より1年以上早く文理選択をしなければいけませんでした。
文理を決めたのは高校1年生の時
私は高校受験で高校に入ったため、高校1年生の時に文理を選択するのは情報が少なすぎて難しかったです。物理も化学も中学の知識、世界史に関してはやったこともないのに進路を決めなければいけませんでした。
私が帰ってくる高校3年生のころには文系理系クラスがさらに細分化されて私立クラスか国立クラスなのか志望校によって振り分けられていました。
私は悩んだ末に自分の得意な数学のある理系に進む選択を1年生の夏が終わる頃にしました。
文理選択は早ければ早い方が良い
文理選択は早ければ早い方が良いです。私は1年生の夏休みには理系に進むと決めてしまったので、そこからは世界史や日本史などの勉強はやらずに自分の受ける物理、化学の先取り勉強を進めていきました。
先取り勉強にはスタディサプリを使いました。スタディサプリでは、月額1980円で4万本以上の講義ビデオが見放題です。レベル別になっているので基礎からレベルアップしていくことができます。
留学する人は文系のほうが多いのか
私の学年は10人以上留学したのですが、文系のほうが多かったです。全国的に見ても文系が多いと思います。
理系であると独学の勉強が大変なのと、アメリカに行った時の目的が文化交流や世界の知見を広げることであれば文系の学問のほうが合っているのかもしれません。実際に大学で留学する人も文系の人のほうが圧倒的に多いです。
理系で行って留学先で何を学ぶかと言われても確かによくわかりません。しかし、理科や数学は世界共通なのでわざわざアメリカで学ぶ必要があるかと聞かれたら私はあると答えます。
物理１つをとってもアメリカの教育方法と日本の教育方法は全く違いました。確かにアメリカの授業は簡単ではありますが、自主性の育てられる授業が多かったように感じます。
理系の良いところ
理系で英語ができるのは有利
大学受験において、留学した理系のアドバンスポイントは理系で英語のできる人が少ないということです。理系の人は英語に苦手意識を持つ人が多いので受験において英語ができると他と点数を引き離すことができます。
また、大学の研究室に入れば論文は全て英語になります。私も大学2年生にして英語の教科書を使っています。原文をそのまま学べるのはとても良いです。
また本気で研究者になって将来世界で認めてもらうためには論文は英語である必要があります。論文を書くためにも英語には強くなりましょう
アメリカの大学を視野に入れやすい
アメリカの大学を受験するなら理系が良いです。特にSATの科目のテストなどは理科系が日本人は点数がとりやすいといわれています。
文系の科目であるとエッセイや長文が多くなって英語力が大切になっていきます。
文系の良いところ
AOに強い？
大学受験において文系はAO入試に強いと思います。理系は学校推薦以外ほとんど推薦を聞きませんが、文系の推薦入試は様々な形態を聞きます。その中で留学しててその体験談や、成長したことを盛り込んでいけると合格率は上がらと思います。
そのためには留学中に様々なボランティア活動やイベントに参加することをお勧めします。推薦は自己アピール力が一番大切になります。
文系科目において視野が広がる
留学中、世界史の授業では日本人からの視点として発言ができるのでクラスに刺激を与えられます。
理科系は答えが一つなのにたいして、文系の科目はいろいろな意見が存在します。私は文系の授業の中でいろいろな価値観の違いを体感することが多かったように感じます。
留学中はどんな授業を取ったのか
留学中は、日本にはないような授業を取ろうと思っていました。統計学、プログラミング、英語に加えて、化学と物理を取っていました。
正直、アメリカの化学と物理が大学受験に使えたかと言われると、使えなかったと答えます。
しかし物理と化学は大学の授業を取ったので自分が大学生になってから役立つことが多々あります。数学に関しては、私の留学の目的が英語力向上だったため記述の多い統計学をとりました。毎日100分の授業を受けたのですが、こちらも受験では使いませんでした。
最終的には自分の好きな科目を
自分の好きな科目を選べるのが一番良いです。自分が世界史の単語をおぼえられないのに世界史を選んだり、アメリカの大学のテストでよい点数を取りたいがために理系にするのは結局挫折してしまうと思います。
まとめ
今回は文系と理系の良いところを紹介していきました。高校生で留学を悩んでいる人の助けに少しでもなったらうれしいです。
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