今回は私がバイトをしすぎて生きた心地がしなかった頃の話をしていきたいと思います。
大学1年生の時、私は3つの掛け持ちバイトをしていて、毎日のように何かしらのバイトが授業の後にありました。暇さえあれば、バイトを入れていた頃を今回は振り返ります。
なぜバイトをそんなにしたのか

私は昔からケチなところがあったのかもしれません。お年玉も全て貯金するタイプでした。
小いさいころから自分でお金を稼ぐことに興味があり、小学生の頃は家で駄菓子屋さんをやっていました。近くの駄菓子屋からお菓子を買って、それを少し高く家族に売って利益をもらうというものです。
その時はただ家族からお金を巻き上げているだけだったので、早く社会からお金がもらえるようになって稼ぎたいと思っていました。
高校生の時はアメリカに留学しました。生活費や授業料が無料だったとはいえ、飛行機代や予防接種代、現地でのサマーキャンプ代などを親から惜しみなく出してもらっていました。帰ってきてからも受験勉強があったので、高校生の時にバイトをすることはありませんでした。
そして、受験で慶應大学にはいり、学費が180万円程して高かったので学費以外のランチ代や交通費、旅行代などは自分で出そうと思ってバイトを始めました。
1年の時は他にやりたいこともなく、暇ならばお金を稼ごうというスタンスで、平均して毎月10万、多い時は月に15万ほど稼いでいました。
どんなバイトをしていたのか
1年生のころは3つのバイトを掛け持ちしていました。飲食店でのバイト、Skypeを通じた家庭教師、駿台の個別指導です。
最初の頃は1年生の頃は駿台の生徒が2人、Skypeの生徒が3人、飲食店では週4日程度働いていました。
基本的に、家庭教師系が固定のシフトで飲食店は自分の都合に合わせて柔軟にシフトを組んでいました。
体を壊した理由

飲食店での深夜バイトと早朝の部活、勉強の両立が不可能であったということです。飲食店では閉店が11時でそこから締め作業に入ると、バイト先を出れるのは1時過ぎになります。
大体、学校から直接バイトに向かって7時からシフトに入るため、帰ってきてから夜ご飯を食べて、お風呂に入っていると寝る時間は2時を過ぎてしまいます。
部活では最低学年であったため、お仕事で練習前の準備を集合の1時間前に始めていました。練習は8時に開始されるため、7時には部室にいようとすると起きるのは5時台になります。
つまり、数時間も寝ずに部活に行くことになっていたのです。それに学校の勉強も加わり、自分の自由な時間がない生活が2か月ほど続きました。
その頃は、常に頭痛で頭の神経細胞が切れているようなそんな感覚になっていました。部活ではなぜ自分の体が動いているのかもよくわからない状態でした。
1週間のバイトスケジュール
月曜日 | |
19:00 | 帰宅 |
19:00-20:30 | 家庭教師 |
21:00-25:00 | 飲食バイト |
火曜日 | |
18:00 | 帰宅 |
18:30-20:30 | 個別指導 |
水曜日 | |
15:00 | 帰宅 |
17:00-22:00 | 飲食バイト |
木曜日 | |
10:00-15:00 | 飲食バイト |
16:30-18:30 | 個別指導 |
金曜日 | |
18:00-19:30 | 家庭教師 |
19:45-21:00 | 家庭教師 |
平日は木曜日以外は授業が遅くまであるため、帰宅をせずにそのままバイト先に向かうことがほとんどで、土日は部活に加えて午後は飲食のバイトに入っていました。このように毎日何かしらのバイトがあり、時にはバイトのはしごも珍しいことではありませんでした。
QOLが大切と気づいた現在
今は、QOL(quality of life)が大切であることに気付いて、自分が楽しめる生活を送ることを第一優先にバイトを組んでいます。
2年生の秋には飲食のバイトをやめる決意をしました。飲食バイトではランチで主婦さんと働いたら、違う大学の友達ができて楽しかったので名残惜しい部分はありました。飲食バイトの良いところについては次のブログを参考にしてください。
家庭教師の方は大学受験生を3人と、高校2年生、中学2年生を2人の計6人を教えています。家庭教師は座って指導ができるし、時間も短いので疲れることはほとんどありません。また生徒ができるようになった時のやりがいも感じられるため続けています。
コロナ期間で変わったバイトへの気持ち

また、私はコロナの自粛中に自分の時間が初めてできて、英語の勉強とブログを書き始めました。また、自分を見つめ直すことも増えて自分の時間を大切にしたいと思い始めました。
その場でもらう1000円よりも将来を考えたうえで将来への投資をした方が良いのではないかと思いました。今はまだ綺麗ごとにしか聞こえないですが、私の中の結論でした。
大学生はバイトをするべきか
大学生はバイトをするべきだと思います。自分で留学に行くことや資格試験を取ることなどの明確な目標があれば別ですが、暇で遊んでいるだけであればバイトをすることが重要になると思います。
もちろん友達と遊ぶこと、先輩とランチに行くことで気づくこと、学ぶことも多いので遊びが悪いと言っているわけではありません。
まとめ
私はバイトをしすぎて生活とバイトとの両立ができなくなってしまって体が悲鳴をあげました。しかしバイトをしたからこそわかることは多くあり、学んだことが今の生活に役立っています。
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