留学して成長した6つこと 辛くても諦めないことが自分を成長させてくれる

高校生の時に留学することは不安が大きいと思います。行きたいけれど一歩が踏み出せない人が多いです。私も留学することを決断したものの、出国の日が近づくにつれて楽しみというよりかは不安の方が大きくなっていきました。アメリカについてからも新しいことに圧倒されて毎日つらい日々を過ごしていました。

そこで今回は高校留学を経て2年がたった今、留学が自分を成長させてくれたことについて紹介していきたいと思います。

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どんなところに留学していたの?

Vermont Foliage Mountains - Free photo on Pixabay

私は高校2年生から高校3年生にかけてアメリカのバーモント州に1年間交換留学をしていました。バーモント州はニューヨーク州の北に位置して、カナダとの国境になっています。

バーモント州には高層ビルはなく、見渡す限り農地と山で町は牛の匂いがします。近所の家に行くにも車が必要でずっと都会に住んでいた私にとっては非日常でした。

もちろん高校にも日本人はいるわけもなく、留学生用の授業も用意されていません。つまり完全にアメリカの高校生と同じ暮らしを1年間したのです。

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留学してよかった6つのこと

英語力がついた

もともと英語力向上は留学の一つの大きな目的でした。日本人のいない留学先で日本語にほとんど触れずに1年間過ごしたところ、自然に英語が口から出てくるようになりました。発音はあまりよくなりませんでしたが、’R’と’L’の発音がしっかりできないと’Library’でさえ通じないことがあり、自分なりに少しずつ矯正をすることができました。

スピーキング力やリスニング力は日頃の生活の中でつき、ライティング力とリーディング力は高校の授業を受けることや宿題の中で自然とつきます。アメリカから帰ってくると英語力はすぐに落ちるかと思いましたが、思ったよりも落ちていないし、資格勉強に関しては勉強を積むことでさらなる英語力アップもすることができています。

挑戦する気持ちが生まれた

留学に行くことは異国の地に一人で行って見ず知らずの他人の家に1年間住むことです。もともと私は一人でいるのが好きでした。そんな私も人の家に住んで第2の家族のようになることができたため挑戦すればできること、人は変われるを教えてくれました。

留学したことは自分の自信にもつながり「小さなことで悩んで挑戦しない」のでなく「当たって砕ける」ことの方が多くなりました。

人の多様性を知り寛容になれた

留学に行くことでいろいろな人の価値観に触れ、人の多様性に気づかされます。アジア人はこうであるべきだ、男はこうであるべきだという固定観念がなくなります。

中国人の兄弟を養子として受け入れるアメリカ人の夫婦もいたし、私のホストファザーの弟も孤児を引き受けて家族にしていました。孤児の中には母親が刑務所に連れられて孤児になってしまった子もいます。

誰であっても分け隔てなく接するのがアメリカ人です。もちろん他人である留学生の私にも家族と同様に愛情表現をしてくれてアメリカ人の心の広さを感じました。

人の見た目も様々で、カラフルな髪の毛をしている人や常にウクレレを持ちながら授業を受ける高校生もいました。アメリカ人は日本人よりも個人のアイデンティティを尊重している印象を受けました。

価値観が変わった

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日本で当たり前のことも当たり前でないのが海外です。授業中は食べ物を食べない、歩き回らないのが日本です。しかしアメリカでは、お腹が空いたらリュックからスナックを取り出して音を立てて食べ、食べ終わったら立ち上がってゴミ箱までごみを捨てに行きます。電動鉛筆削機ですごい音を鳴らして鉛筆を削ることも日常茶飯事です。

第一ホストファミリーではお米を食べることがありませんでした。毎日3食食べていたものが食べれなくなるのもあり得るのです。結局アメリカのご飯も美味しかったため、日本食が恋しくなることはありませんでした。

自分の意思がはっきりするようになった

日本では、断らず、断言することも控えます。なんでもうやむやにしてランチをしようと口約束しても、それが実現するかは50%くらいだと思います。しかしアメリカ人と約束したらその場ですぐに場所や日程が決まります。

また「嫌いなものは嫌い」「すきなものは好き」と言うのがアメリカ人です。答えが「Yes」か「No」の2択なのです。日本人のように喋らないのが徳ということは通じません。

学校の授業でも間違えていても発言する方が評価されます。なにも言わなければ、意見がない人として相手にされません。そのため、授業でもほとんどの人が手をあげます。

最初は英語が間違えていないか、答えが間違えていたらどうしようと思ってなかなか手を上げられないでいましたが、自分よりも英語のできない留学生が積極的に発言するのを見て少しずつ手を挙げられるようになりました。

結局日本に帰ったら授業で発言することはありませんでしたが、人任せにすることは減りました。

どこでも暮らせるようになった

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私はもともと、神奈川県に住んでいて、東京の学校に通っていました。そのため遊ぶところといえば渋谷や新宿で、自分一人でどこにでも行くこができました。

しかし、アメリカではバーモント州というど田舎に急に住むことになりました。行きの飛行機からみた景色は畑と農場だけで、「本当に人が住んでいるのか」「ここで1年間どうやって過ごすべきなのか」不安でした。

車で送り迎えがなければ1人でどこにもいけない、自分の洋服の買い物でさえついてきてもらわなければいけない、日本ではありえないことだらけでした。

しかし、住んでみると田舎だからこそ楽しめるハイキングや庭でのスキーなど都会では経験できないことをたくさん楽しむことができました。

冬も半分以上は雪で外にすらでられなかったのですが、自分で家で楽しむ方法をたくさん見つけることができました。

田舎も好きになれたし、また戻りたいと思うこともできました。「住めば都」という意味が分かった1年でした。

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まとめ

私は留学を通して成長できたと思います。留学中は辛いことの方が多くても後から見返すと全て自分の成長につながっています。

留学を悩んでいる人のきっかけになれば良いと思います。留学前の葛藤については、以下のブログも参考にしてみてください。

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