
13の理由が友達からおすすめされたけど、面白いのかな。

アメリカで社会現象を巻き起こした話題の高校ドラマだよ。
この記事を読むと、13の理由がどんなドラマか、見るべき理由は何かを知ることができます。
読んでほしい人
・13の理由に興味がある人
・次見るドラマを探している人
・ドラマで英語学習をしたい人
結論から言うと、いじめなどのダークな高校生活の現実を知りたい人、ミステリー系が好きな人、高校生の速い英語を聞きたい人におすすめのドラマになっています。
13の理由はどんなドラマか
アメリカの高校が舞台。女の子のビデオテープをもとに女の子が自殺した13の理由を紐解いていくストーリー。いじめや差別などアメリカの高校で起こりうる現実の問題をリアルに描いたドラマ。
私が留学中に公開されたNetflixオリジナルのドラマで、多くのアメリカ人高校生が見ていました。
公開直後から反響はとても大きく、Twitter社にも1番多くつぶやかれたNetflixのドラマといわれています。
2017年:シーズン1公開
2020年:シーズン4公開
エピソード数:49
あらすじ
高校生ハンナがカセットテープを残して自殺する。そして、カセットテープはハンナ自信が自殺の理由を話していて、自殺に関連した人たちに回されていく。主人公のクレイはそれを聞いた後、どうしてハンナが自殺してしまったかを辿っていく。
ドラマを観るべき理由
アメリカの問題がわかる
高校生の薬物問題
メインキャラクターの1人ジャスティンの両親は薬物を乱用者です。
ジャスティン自体も薬物中毒や虐待、ホームレスを経験しています。
実際に薬物問題はアメリカの高校ではとても身近です。
私の留学していた高校はアメリカの北部の田舎です。のどかな農業があり、町には人口が500人のところに住んでいました。
私の経験談
自分の部活のマネージャーの気分のアップダウンが激しくて、正直に感情表現をする人だと思っていた
↓
薬物乱用者で、学校で持っているのを見つかって逮捕される
田舎で入手ルートがわからないのにも関わらず、身近なところで薬物が所有されているなら都会ではもっと大きな問題になっているのです。

ドラマを通して高校生の薬物使用の状況がわかるよ。
学歴問題
メインキャラクターの1人、ブライスはアメフトのキャプテンで、親はブライスの罪が明るみに出て大学への進学に悪い影響が出るのではないかと心配します。
ブライスはとてもお金持ちで有名進学校に行く人なのです。一方、ジャスティスのような人は大学進学もあきらめなければいけません。
お金のある人:課外活動や教育の機会が多い
⇒有名大学に行く
お金のない人:機会が制限される
⇒大学進学をあきらめる
私の留学先もそうでした。場所的には農地が広がるド田舎なのですが、町にはアメリカの中ではかなり有名な私立のリベラルアーツ大学がありました。
ちなみにその大学は1年間にかかる費用は700万と言われるほど、学費が高くなっています。
つまり、高校にはその大学で働く教授のエリートな子供と農業を営む家族の子供のどちらもがいました。
大学教授の息子たち
⇒ 大学で学んだり、スポーツチームに参加したり、音楽のレッスンを外部で習う人が多い
トレーラーハウスに住む子供
⇒ 車を持たないため、アクティビティには参加できない
中には大学に行くお金がないから高校卒業後にそのまま軍隊に入る人もいました。
アメリカは機会平等のためにSATなどを廃止していますが、それでもまだ格差が残っているのが現状だと思います。
アメリカの高校生の日常が見れる
舞台は高校なので、友達関係、家族関係、恋愛関係に悩みながら生きるアメリカの高校生たちの日常がわかります。
学校のリーダー:アメフト部のプレイヤー
アメフト部の彼女:チアリーダー達
今回狙われたのが、転校生のハンナです。ハンナはとても良い子で優しい子で映画館でバイトをしているような子になっています。
そのような子がいじめの対象になってしまうのです。
英語の学習になる
13の理由は英語学習にピッタリのコンテンツです。
英語学習におすすめの理由
・高校生の会話スピードが早い
・省略言葉が学べる
・日常会話が多くて聞きやすい
リスニングを鍛えたい人にはとてもおすすめのドラマです。
高校生特有の言葉の使い回しであったり、省略言葉を多く知ることが出来ます。また、参考書では教えてくれない行儀の悪い言葉もたくさん出てきます。

ずっと観ていると自然と自分のリスニング能力が上がった!
13の理由は学生向けの英語なので、もし、ビジネス英語を学びたい方がいたら、以下の記事を参考にしてみてください。
批判も多い
オーストラリアのメンタルヘルス団体
ドラマを見ることで自殺している人を美化していないかと批判
アメリカの児童青年精神医学会
シーズン1の公開後、10代の自殺が急増したという調査を出す
結局、批判が相次いで、2019年の7月に自殺シーンは削除されました。
私は削除される前に見たのですが、鮮明な自殺のシーンを見た後はすごく疲れたし、見るのがとてもつらかったです。
13の理由に似たおすすめドラマ
ゴシップガール
ゴシップガールは10代の高校生のどろどろな恋愛や学校生活について描いたドラマ。ゴシップに左右される富裕層の高校生の日常を知ることができる。
ゴシップガールもアメリカのティーンズたちの中で絶大な人気を誇っているので見るのをおすすめします。
ニューヨークの上流階級の高校生たちの暮らしは憧れの対象になります。

リバーデイル
リバーデイルという架空の小さな町の高校生たちの恋愛、友情、家族関係を描いたミステリードラマ。
17年には13の理由とともに家族でよく見られたドラマトップ10に入っています。
ミステリー要素が強くて、一度見始めたら止まらなくなります。
まとめ
今回は13の理由を見るべきかどうかについて書いていきました。このドラマは暗いものであって、楽しい場面であっても楽しむことはできません。
とてもメッセージ性が強く、見ごたえのあるものですが、見る時には覚悟を決めてみるようにした方が良いと思います。
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