
効果的な英語の学習方法でシャドーイングを聞いたことがあるよ

シャドーイングって正しいやり方があるのかな
英語学習の中で最近注目されているのがシャドーイングです。
もちろん英語の文法や単語を学ぶことも大切ですが、根本的なリスニング力やスピーキング力を上げるためはシャドーイングがおすすめです。
今回は効率よく英語力をあげるためのシャドーイングの方法とその効果を紹介したいと思います。
シャドーイングとは
シャドーイングとはお手本の英語を聞きながらすぐ後をついて発音していく練習方法。
英語の音声にshadow(影)のようについていくので、シャドーイングと呼ばれています。
シャドーイングには以下の2種類の方法があります。
・英文をみながら読んでいる人のすぐ後を音読する方法
・手元には何も置かずに聞こえた発音を繰り返す方法
どちらも英語学習には最適なものになっています。
シャドーイングのメリット
①発音が良くなる
②リスニング力が鍛えられる
③速読力が上がる
④スピーキング力が上がる
発音が良くなる
シャドーイングではネイティブの発音をまねる
⇒ 正しい発音が身につくようになる
抑揚やイントネーションも、アメリカ人らしい発音に近づくことが出来ます。
日本人は語尾を小さくしたり、声のトーンを変えずに話すことが多いので、アメリカ人のようにリズムとメリハリをつけることが大切になります。
リスニング力が鍛えられる
シャドーイングで一番鍛えられるといわれているのが、リスニング力です。
シャドーイングでは集中して聞いて英語を聞き取らないと、口が回りません。
最初から英語全てを理解しながらシャドーイングをするのは難しいですが、慣れてくると英単語や英文を聞き取りながらスピーキングできるようになります。
速読力が上がる
ネイティブと同じスピードで英文を読んで処理していく
⇒ 読解スピードが上がる
じっくりと時間をかけて精読することも大切ですが、決められたスピードでテンポよく英文を処理していくことで速読力アップにつながります。
スピーキング力が上がる
シャドーイングを繰り返す
⇒ 英文の構文や英語のパターンが自然と頭に入ってくる
好きなドラマでシャドーイングをすると、繰り返し出てくる会話のフレーズがインプットされ、スピーキングに応用できるのです。
自分の頭の中で理解できる英文はたくさんありますが、それを使いこなしたり、とっさに口に出すにはシャドーイングが必要になります。

体で覚えるって大事だね。
シャドーイングの方法
①音声なしでテキストを読む
②音声を聞く
③テキストを見てシャドーイング
④テキストをみないでシャドーイング
手順1 テキストの黙読をする
まずはテキストを黙読するところから始めましょう。
テキストの内容を理解していないと、ただ口を動かしているだけになりかねないので、まず英文を理解します。
リーディングをするときにわからない単語を調べておくことをおすすめ!手順2 音声を聞く
リスニングの練習にもなるので、一度シャドーイングせずに音声を聞いてみてください。
ネイティブの発音のイメージ速さのイメージがついたらシャドーイングに移っていきましょう。
リスニングは集中して行うことが大切で、1回のリスニングでしっかりと音声の内容が理解できるとベストです。
手順3 テキストを見ながらシャドーイング
テキストを読みながらで良いので、シャドーイングを進めていきます。
この時には聞こえてくる音をと単語の意味、英文の意味を紐付けられるようにしましょう。
最初は口が回らない
⇒ 回数を重ねると英語が流ちょうになっていく
最後の1回は録音してみてください。
自分ができたと思っていても、録音を聞いてみるとCDの音声との間に大きな乖離がある事に気づくかもしれません。
手順4 テキストをみないでシャドーイング
音声だけを聞いて挑戦します。
文章の意味や単語が自然と頭に入ってくるのがわかると思います。
スムーズに発音できないところは、音読やオーバーラッピング(音声と同時に発音)することで補ってみてください。

人によってそれぞれの手順にかける時間は異なるから、できるまで根気よく頑張ろう!
おすすめシャドーイング教材

自分の持っている音声付きの教材を使って勉強することもよいですが、シャドーイング用に作られた教材を使ってより効果的にトレーニングすることも可能です。
今回はPROGRITから出ているシャドーイング教材シャドテンを紹介します。
シャドテンとは
シャドテンは、プロによるシャドーイング添削を毎日受けながら学習するシャドーイングに特化したサービスに
予約も必要ないので、スマホ一つで好きな時にシャドーイングをすることができるようになっています。
シャドテンの流れ
①ユーザーのレベルと目的に合わせた課題が送られてくる
②課題を1日30分ほどシャドーイングして返送する
③英語のプロがアドバイスをして返してくれる
アドバイスは毎日300文字以上で具体的に届くので、自分の音声を客観的に分析することができます。
また自分では気づけなかった音の違いや改善点が送られてくるのが良いところです。
シャドテンのメリット

隙間時間で勉強できる
1日30分から学習することが出来ます。声は出せないものの、心の中で練習するには電車の中やちょっとした隙間時間を用いて勉強することが可能です。
コーチがついてモチベーションアップ
コーチングシステムがあって、英語のプロフェッショナルから添削とフィードバックをもらえます。
英語の勉強は一人でやっていると挫折しがちですが、コーチと一緒なら継続しやすくなります。
色々な英語に対応
アメリカとイギリス英語のほかにカナダ、オーストラリア、イスラエルといった世界7か国の音声が使われている
世界では訛りの強いところがあって、みなが英語教材のような完璧な発音をしているわけではないのでとても参考になります。
教材は230本以上から選ぶことが出来るので、満足できます。
まとめ
今回はシャドーイングのメリットとやり方について紹介していきました。
私もシャドーイングを朝の15分だけ毎日続けた時期があって、その時は目に見えて英語力が上がったことを覚えています。
英語学習は継続が大切なので、毎日少しずつ頑張っていきましょう。
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