
急に全てへのやる気がなくなって、何も手につかなくなることがあるよ。

それは燃え尽き症候群かもしれないね。
私は高校生の時、受験期は1日15時間勉強していました。そのあと大学生になると燃え尽き症候群になってしまって、何も手につかない日々が続きました。
その時の経験談と私がなぜもう一度勉強できるようになったのか、そしてそれを踏まえた燃え尽き症候群予防法について紹介していきたいと思います。
燃え尽き症候群とは
強い使命感を持って何かに熱中していた人が、目標を達成した後に感じる虚無感や意欲低下を感じる症状
つまり、何かしたいと思ってもやる気が起きなかったり、行動に移せない状態のことを言います。
軽いうつ病と言っている医師もいます。
例えば、
・必死に大学受験勉強をしていたが、自分の行きたい大学に入った瞬間に目的や目標を失う
・自分の希望した会社に就職してもいざ仕事をするときにはやる気がなくなってしまう
なぜ私が燃え尽き症候群になったのか

私は高校2年生から3年生にかけて1年間アメリカに留学に行っていました。
しかし、高校が進学校だったこともあって受験をしなくてはいけませんでした。
留学から帰国後、推薦入試もAO入試もしないと決めた
⇒ 一般入試に向けて帰国した次の日から猛勉強を始める
1年のブランクは大きかったので人の何倍も勉強する必要があったのです。
自分の中で留学に行ったことを間違った判断にしたくなかったので留学を言い訳にして浪人したくないと思っていました。

目指すところと学力の間に差を埋めるために、ご飯を食べる時間も惜しんで勉強してたよ。
電車に乗っていても常に参考書を開き、休日は1日15時間以上勉強することで無事に大学に合格することが出来ました。
しかし合格したあと自分の中に穴があいてしまい、一切ペンを持つことが出来なくなってしまったのです。
せっかく留学で培った英語もホストファミリーへのお礼のメールも英語で考えられなくなってしまいました。

大好きだった英語に拒絶反応が出たことには自分でもびっくりしました
しかし2年生の4月にブログをはじめ、やっと英語の勉強を再開できるところまで回復することができました。

2年生の頃にターニングポイントがあったよ。
燃え尽き症候群の対処法

何か新しいことを始めてみる
コミュニティに所属する
焦らずに自分探しをする
留学をする
何か新しいことを初めてみる
人は何か新しいことを始めるとそれに派生していろいろなことのやる気も取り戻すことができます。
私が行ったのはブログを始めることです。
周りの大学生と同じことをしていて本当にいいのか、ダメだとはわかっていても勉強しない自分が嫌だったのですが、ブログを始めることで自分に存在価値が見いだせて、没頭することを見つけることができました。
大学生で始められること
・インターン
・バイト
・サークル
・資格勉強
自分のスキルを上げることは自分への自信にもつながって燃え尽き症候群から脱却することが出来ます。
コミュニティに所属する
私は大学が私立で学費が高いから、大学では遊んだり部活をしたりせずにバイトと勉強だけを頑張ろうと思っていました。
テニサーに友達と入ろうと思っていた
⇒ 気づいたら一番拘束時間が長いといわれる部活に入っていた

自分でもなんで入ったのかよくわからなかったけど今ではこの選択に感謝しているよ。
部活に入ったことが自分を変えてくれたと思います。常に忙しいので隙間時間に勉強するようになったし、忙しいスケジュールの中で勉強を必死にすることが出来ました。
コミュニティに所属することでその人たちから刺激を受けることが出来るし、自分も頑張ろうという気持ちになれるのです。1人だったら、何も行動を起こしていなかったと思います。
自分探しをすることもよい
大学1年生の時は受験期にやりたかったことを存分にやればよいとわりきってもよいと思います。
私はある程度の勉強をして、部活とバイトをして帰ってきて疲れていたら動画を見てネットフリックスを見て毎日過ごしていました。

YouTubeを見て自分も何か発信する人に憧れて、ブログを書き始めるようになったよ。
燃え尽き症候群になる人ほど何もしていない自分が嫌いだったり、追い詰めて何かしようとするけど何もしない自分にストレスを感じてしまうので、気長にやる気が出るまでは自分を休ませてあげてもよいと思います。
新しい目標を作る
私は大学で留学に行きたいという目標ができ、再び英語にふれることができるようになりました。
留学といっても甘くなくて、自分の行きたい大学に行くにはそれなりのTOEFLのスコアが必要になります。
私が再び勉強するきっかけになったのはTOEICや英検の資格でよい点数を取りたいからという理由でした。
このように大学に入ることが目標だった私には新しい目標を作ることで進むべき道がわかったのです。
燃え尽き症候群になりやすい人

完璧主義者
自分に厳しい人
1つのことに没頭する人
完璧主義者
完璧主義者は何でも完璧でないと気が済みません。
そのため知らないうちに自分を追い詰めていき、一つでも自分の思っていなかったことが起きると全てに対してのやる気をなくしてしまうのです。

周りの目を気にする人は注意かもしれないね。
自分に厳しい人
自分に厳しくストイックな人ほど感情を表に出さずに知らないうちに燃え尽きてしまうことがあるのです。
オーバーワークをしすぎてしまって、気づいたときには体が悲鳴を上げています。
自分にもう少し甘くてもよかったのではないかなと思っています。
1つのことに没頭する人
1つのことに没頭してしまうと周りが見れなくなってしまいます。
私も高校時代の最後は勉強のことしか考えていなく、その目標が達成された瞬間に他の物のやる気もなくなってしまいました。
まとめ
今回は燃え尽き症候群について紹介していきました。もしこれが悪化するとうつや引きこもりにつながります。
そのため自分に優しくして、気長に燃え尽きを解消していけたらよいと思います。
今後も何度か燃え尽き症候群になる可能性のある時期は来ると思いますが、反省をいかして乗り切っていきたいです。
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