三大雪まつり ケベックのウィンターカーニバルにホストファミリーと参加してみた

2月の1番寒い時期にホストファミリーとケベックに旅行に行きました。ケベックは、北米で唯一の城郭都市です。ユネスコの世界遺産にもケベックの旧市街の歴史地区として登録されていて、美しい街並みが特徴的です。

今回はホストファミリーといったウィンターフェスティバルの様子について紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

世界3大雪まつり

世界三大雪まつり
・ケベックウィンターカーニバル
・札幌の雪まつり
・中国のハルビン氷祭り

ケベックは1年を通して有名な観光地になっているため、午前中は雪まつりに参加して、午後は旧市街を観光しました。

毎年1月から2月にかけて17日間のウィンターフェスティバルが行われて、その時期は特に世界中からの観光客が多くなっています。

スポンサーリンク

寒さ対策は入念に

氷も雪の彫刻も溶けることのないケベックの2月の1日の平均気温は、-12℃になっています。日によってはマイナス20度まで行くこともあり、日本人には想像のできない寒さになっています。

観光都市とはいえ、寒さ対策は必須です。現地の人が薄着でいても、日本人には冷凍庫の中にいるような突き刺す痛みを感じます。私はアメリカで買ったとても分厚いコートにスノーブーツを履き、ズボンは3枚履きにしていました。それでも数時間外を歩くと耐力は消耗されます。

写真はほとんどが顔が真っ赤になってむくんだものになってしまいました。町のいたるところに薪が用意されているのでこまめに手や顔を温めましょう。

1度そこで温まり始めたらなかなか離れられないのが少し難点だよ

スポンサーリンク

ウィンターカーニバルの様子

File:Carnival 1.jpg - Wikimedia Commons

雪像や氷像が町中に

世界中のアーティストが雪で作った様々な石像や氷の彫刻が町のいたるところにあります。1つ1つの大きさは2-3mくらいだった気がします。さっぽろ雪まつり程大規模な石像ではありませんでした。

夜のライトアップ

夜に行われる、氷のお城や塔の夜のイルミネーションによるライトアップは、とても綺麗でした。ガラスのような氷が光によって姿を変えていき、とても幻想的でした。夜は特に寒くなるため、ホストシスターたちは耐えられずに帰ってしまったので、ホストマザーと行きました。

ホテルから少し距離はあったのですが、今でもきれいな情景を鮮明に覚えています。

イベントも盛りだくさん

File:Défilé de nuit - Carnaval de Québec.jpg - Wikimedia Commons

町を歩いていると、氷の街を華やかにパレードする山車や音楽隊やダンサーたちに出くわします。ほかにも犬ぞりレース、カヌーレース、凍った池での釣り大会、水着姿でのバレーボール大会など雪まつりを盛り上げるイベントがひっきりなしに行われています。

中でも一目置かれるのがスノーバスと言って、水着一枚で雪の中に滑り込むものです。寒いからこそ、盛り上がって熱くなる必要があります。

水着を着た人たちに出会ったときには正直驚いてしまいましたが、基本的に寒いから家で待機するというより外で皆で寒さを楽しむという雰囲気になっていました。

いたるところでフランス語の「ウィー!」という言葉が聞こえてきて皆がとても陽気な印象でした。

ケベック名物プーティンは絶品

File:Poutine at Le Champlain in Quebec City.jpg - Wikimedia Commons
プーティンとは
フライドポテトに肉汁から作られたグレイビーソースと、チェダーチーズ、チーズガードをかけたもの

ケベックと言えばプーティンです。ファーストフード店に売っていますが、ハンバーガーと共に食べなくてもそれ単体でもとても食べ応えがあります。

高カロリーではありますが、やみつきになることは間違いないです

HD wallpaper: oldhand, bakery, cafe, coffeeshop, chai, tea, latte ...

朝はPaillandというケベックで有名なベーカリーんに行きました。ホストファミリーはケベックに来るたびにここで朝ご飯を食べるそうで、朝7時から営業しています。

クロワッサンやアップルパイのようなデニッシュが多く置いてありますが、サンドイッチや総菜パンの種類も豊富になっています。

朝でありましたが、多くの人でにぎわっていました。ケベックシティの中心地にあって、雪まつりの開催地からも徒歩で行けるのでぜひ試してみてください。

あったかいホットココアとデニッシュを食べると、一日寒さに負けないで頑張れるような気がしたよ。

ケベックでおすすめのお土産

File:Defile du Pere Noel Montreal 2011 - 040.jpg - Wikimedia Commons

ボノムグッズ

雪まつりのキャラクターと言えばボノムです。可愛いような可愛くないような、愛らしいキャラクターです。グッズはとても高かったので、買えませんでしたが記念写真を撮ることができました。

ケベック産のハンドクリームは有名

旧市街地のFruits&Passionというお店でハンドクリームを買いました。寒さや乾燥から肌を守ることを目的に作られたブランドで、フルーツや野菜などを使ったものが多く、よい香りがします。ハンドソープやフェイスマスクなどはお手頃な値段で買えるのでとてもお勧めです。

寒さが厳しいカナダだからこそ、保湿系の商品はとても優れていたように感じます。

ケベックパーカー

アメリカ留学中、旅行の行先のパーカーは毎回買っていました。キンホルダーも買うことが多かったのですが、帰国してから使う頻度が1番多くなるのはパーカーです。

シンプルでかわいく、日本では買えないオリジナルのパーカーです。旅行に行ったことを着たときに思い出させてくれるのでとてもおすすめです。いろいろなお店で多くの種類のパーカーが売っているので回ってみるのが良いです。

番外編

ケベックの公用語はフランス語

File:Quebec City Winter.jpg - Wikimedia Commons

ケベックは独立運動が過去にあったように、他のカナダの州とは雰囲気が違います。公用語はフランス語です。観光地なので一応英語も通じますが、観光地を一歩はずれるとフランス語の会話しか耳に入ってこなくなります。

ケベックの旧市街地は、中世のヨーロッパの面影を残していて、地下に作られたような石畳の街並みがとても綺麗で趣があります。売られているものもアンティークなものが多かったです。

ローカルなお店などの表記はすべてフランス語になっています。ホストシスターたちは学校で第二言語としてフランス語を習っているので注文をフランス語で行っていました。

もちろん私はフランス語を全く分からなかったけど困ったことはなかったよ。

まとめ

今日はケベックについて書きました。趣のある街並みに惚れることは間違いないです。冬に行くと寒いですが、綺麗な雪の彫刻など他では見られない景色を見ることができます。

1度では観光地を回り切れなかったので、ぜひまた行ってみたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました