人より牛が多い? アメリカのど田舎に留学した私が選ぶ田舎留学の8つの魅力

アメリカに留学するとなると憧れるのはニューヨークやサンフランシスコなどの都会だと思います。

私も留学のに行きたいと思ったきっかけになったのが、friendsとgossip girl という2つのドラマでした。どちらの撮影地もニューヨークシティーでまだ中学生だった私はアメリカといえばNYのようなイメージがついていたと思います。

派手な生活をテレビではみていたのですが、私の留学先はバーモント州というど田舎で想像とはかけ離れていました。

今回は田舎に留学することの魅力について紹介していきたいと思います。

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自分で行き先を選べたの?

私の留学斡旋会社は国際ロータリーという団体です。自分の行く国が決まったのは12月で行く州とホストファミリーが決まったのは5月に入ってからでした。

アメリカに行くというのも自分で選べたわけではありません。一応第3希望まで行きたい国を提出したのですが第3希望までに入る保証もなく、10人のうち英語圏に留学行けるのは1人というとても厳しい条件でした。もちろんアメリカのどこに行くかなども自分で決められませんでした。

もしアメリカで住みたいところなどがあれば私費留学をするか、大学になって行きたい大学の留学プログラムに参加するのが良いと思います。

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田舎の魅力

日本人がいないため、英語力が向上する

アメリカの西海岸や、都会には日本企業も多く進出しているため日本人もたくさん住んでいます。

一方田舎に日本人が住んでいることはほとんどありません。私の留学先の高校にも日本人は誰もいませんでした。日本人がいない環境では日本語を話す機会がなく、英語を強制的に使うことになり、自然に英語力が向上します。

もちろん日本人がいることで安心することも多いと思いますが、ネイティブのアメリカ人の中で友達を作って生活していくことこそが留学の醍醐味だと私は感じます。

景色が綺麗

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私の留学先は紅葉が綺麗なことで有名でした。都会のセレブたちの避暑地として使われることが多く、別荘も多く存在します。秋になると森が赤や黄色に彩られ、みているだけで心が穏やかになります。

夜には星空が綺麗でした。見渡す限り大きな空が広がり、プラネタリウム並みの星空が眺めます。毎日が自然教室のような感じです。都会の騒がしさもなく、静かな庭でみんなで夜空を見るのが日課でした。

家族を大事にする

私が日本にいる時は、家族それぞれに予定があって、皆が個人の予定に沿って行動していました。そのため、夜ご飯を食べる時間もバラバラで、家に家族が揃っていることや家族でどこかにお出かけすることはほとんどありませんでした。

しかし、私の留学先のホストファミリーは夜ご飯は家族全員が揃ってから食べるという決まりがあり、夜ご飯が終わってからもみんなで映画を見たりお話ししたり、カードゲームをしたりと家族の時間を大切にしていました。

歩いてどこにもいけないため、子供の送り迎えを両親が行うとなると、子供の予定は家族の予定になります。車の中のホストファザーとの会話やみんなで行くドライブなど思い出すと懐かしく感じます。

新鮮な野菜がたくさん食べれる

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私の留学先は農業と酪農が盛んな地域でした。そのためホストファミリーは近くの農家と契約して、毎週新鮮な野菜を直接買っていました。

妹がベジタリアン なこともあって、毎日な生野菜が必ず食卓にあってとても美味しかったです。

また、酪農も盛んでチーズであったりバターが豊富にスーパーに揃えられていました。牛乳も採りたてを街のお店で買うことができます。バターに関しては、酪農を営んでいる親戚から毎年段ボールで送られてきます。そのため、料理も油よりバターを用いることが多かったです。

私の留学先での1番最初のご飯でとうもろこしが丸ごと一本1人ずつ配られました。食卓に置いてある一本のバターに転がせて贅沢にとうもろこしを食べたのが衝撃的で今でも忘れられません。

コミュニティで仲良し

都会に住んでいると、人の出入りがたくさんあって誰が今目の前の家に住んでいるかすらよく分からないことがあります。

しかし、田舎は昔から長く住んでいる人が多いです。子供の頃住んでいて大学で他の州で一人暮らしをしても、大人になって田舎が1番安心するということで帰ってくるのです。私の第一ホストファミリーの両親、第二ホストマザーは全員私の留学先の高校に通っていた先輩でした。

昔からのつながりもあって、村全体が知り合い同士でした。村のバーベキューパーティーや持ち寄りパーティーが誰かの家の庭で開催されることが月に1回必ずありました。

ちなみに人口400人の村で同じ村の中でも友達の家に行くのには車で40分かかるのが田舎の実情です。

リラックスできる

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田舎は都会と時間軸が全然違うように感じました。人は時間に追われて忙しく動き回ることはありません。時間にルーズで、お迎えの要請をしたら気長に待たないといけません。最初は時間を守らない家族にイライラしてしまうこともありましたが慣れると時間に縛られない暮らしは悪くないことに気づかされます。

週末になると、家族みんなでハイキングに行ったり、片道1時間30分かかるショッピングモールまでドライブに行ったりします。

犯罪が少ない

アメリカの都市部に比べても犯罪率は低く、私の暮らしていたバーモント州は50州の中で犯罪率が1番低かったです。私の両親はアメリカに留学するにあたって、1番気にしていたのが治安だったり犯罪だったので安心して留学に行くことができました。

実際に、お互いを信じ合っているため車や家の鍵も閉めないことがほとんどで日本よりも危機意識の低さが感じられました。アメリカのセキュリティに関しては次のブログを参考にしてください。

ペットがたくさんいる

ペットや動物好きには田舎はたまりません。私の第一ホストファミリーは犬と猫、鶏を30匹以上飼っていました。第二ホストファミリーも犬と猫2匹、鶏を15匹飼っていました。

どの家に遊びに行っても必ず犬と猫はいます。私のホストマザーは犬を職場に一緒に連れて行って横に置いておけるくらい、みんなペットに寛容で優しかったです。

「ペットに優しい人が人に優しくないわけがない」これは私が留学の中で発見したことです。日本にいる時はペットと暮らしたことがなかったの私も、ペットとの生活がとても心地よく、動物嫌いも克服できました。

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まとめ

留学先が田舎というのはとても良かったです。留学中に旅行に行けばニューヨークでもワシントンでも連れて行ってくれます。

田舎はテレビやネットではなかなか暮らしが紹介されることがないので今回のブログが少しでも参考になれば幸いです。

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