アメリカのハロウィンの様子 高校留学生が寿司になって参加してみた!

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日本でもハロウィンは浸透している文化です。若者や大人が渋谷ではしゃいで、警察が出るほどの大騒ぎに毎年なるのは有名な話です。私の近所のコミュニティでは小学生が家を回ってお菓子をもらいに来ます。

中学生の間は特に何もしませんでしたが、高校生や大学生になると渋谷に行って、いろいろな人たちと写真を撮ったり、仮装を楽しんだりしました。最近は大人のハロウィンが加速しているように感じます。

では本場のアメリカのハロウィンはどうなっているのでしょうか。今回は留学の時のハロウィンの様子について紹介していきたいと思います。

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ハロウィンの歴史

ハロウィンの歴史を少しだけ紹介します。ハロウィンはケルト人の収穫祭が元だと言われていて、「All-hallow Evening」の短縮形が有力です。ケルト人にとっての1年の終わりである10月31日に死者が人間の世界に戻ってくると信じられていました。

自分も仮装することで悪霊が取りつかれないようにしたのが始まりといわれています。今では宗教色も薄まって、世界中の国でハロウィンは楽しまれています。

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アメリカのハロウィンの様子

私が留学した時は町の仮装コンテストやハロウィンのイベントは週末に行われていましたが、トリックオアトリートで家を回るのは10月31日当日に平日でしたが行われました。

誰が参加するのか

中学生以下は仮装してハロウィンに参加します。私もホストシスターが中学生であったため、一緒に参加することになりました。

通常高校生は家でお菓子を配る側、もしくは幼い妹たちの付き添いに回るのですが、私は、留学生だから仮装して一緒に回ると良い経験になるといわれて参加することになりました。

参加の申し込みなどは必要なく、参加している家のサインも特にないため玄関先が明るい家を回ればお菓子をくれます。人の流れに沿って歩いていけばよいのです。あまり関わりたくない家は居留守を使って玄関先を暗くしています。

参加しない人たちは通常の日常を

基本的には高校生は何もしません。いつも通りの日常を送るのです。その日に授業で先生がハロウィンに参加する人を聞いたところ誰も手をあげませんでした。高校生でハロウィンに参加するなんてナンセンスであるといった固定観念があるようでした。

ホストマザーはホストシスターと私と一緒にダウンタウンに住む友達の家に行って、そこで子供たちが町を回って帰ってくる間にお母さんたちでディナーをしていました。一方残されたホストブラザーとホストファザーは二人でレストランでゆっくりとした夜を過ごしていました。

練り歩く場所

私の留学先はアメリカのバーモント州というニューヨーク州の上に位置する田舎であったので自分の周りの家は人口密度が低くて歩いても2、3宅しか回れません。そのため町の中心に行って家が多くあるところに行きました。

私たちのように町の中心から離れたところに住んでいる人は用意したお菓子をダウンタウンに住んでいる友達の家に集めて、来た子にお菓子を配っていきます。

もらったお菓子の種類

もらったお菓子はアメリカのお土産でもらうようなチョコレート類が多かったです。Twix、スニッカーズ、M&M、ハーシーズ などの日本でも有名なお菓子です。普段そのようなお菓子が家にあることはないのですが、ハロウィンになると急に増えます。ほかにもキャンディやグミ、駄菓子をたくさんもらえます。

1日3個食べていても、一か月以上はチョコレートが余っていました。食べすぎには注意しなければいけません。

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仮装の衣装づくり

ホストマザーが裁縫が得意だったこともあって1から衣装を作ることになりました。私は寿司になると面白いと思ってサーモンになりました。白い上下を着て背中にサーモンを背負えばとても簡単にできました。家にあったいらない布と発泡スチロールだけでできてしまうので、留学生にはお勧めです。

ホストシスターはカタツムリになっていました。ほかにも衣装を買っている人や簡易的な仮装をしている人などさまざまであったため周りのクオリティに左右されず自分の好きなものに仮装するのが一番良いと思います。

ハロウィンといえばジャコランタン

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ハロウィンの季節になるとリンゴ園やスーパーで食用でない飾りのカボチャが多く売り出されます。大きいものはジャコランタン用で300円くらいで買うことができます。私もハロウィンの前に留学仲間でジャコランタンづくりをしました。

大きなカボチャに好きなように顔を書いてくりぬきます。なかもロウソクがたてられるくらいくりぬいてロウソクに火をつけたら完成です。家の前に飾ってハロウィンを楽しむことができます。ハロウィンの時期から冬にかけて家の前にイルミネーションもつける家が多かったです。

ハロウィンが終わった後のジャコランタンは指定の日に公園に持って行ってみんなで一斉にロウソクをともします。翌日の夜に行われることで余韻に浸ることができました。ジャコランタンはそのまま一斉に処分してくれるので家での処分に困りません。

ハロウィンが終わると

ハロウィンが終わると来月にはサンクスギビング、次の月にはクリスマスと大きな行事が年末にかけて続いていきます。サンクスギビングとクリスマスは親族が一度に集まる大きな行事になっています。実際に東海岸のバーモント州のおばあちゃんの家に西海岸のカリフォルニアに住んでいるいとこや南部に住んでいるいとこなどが集まって一緒に時間を過ごします。

サンクスギビングとクリスマスの詳しい様子については次の記事を参考にしてください。


まとめ

ハロウィんはぜひ楽しんでください。楽しまないと損です。お寿司になることは少し恥ずかしかったのですが、他の人との会話の種になりやすくてよかったです。

日本のハロウィンの違いも探しながら参加できると面白いと思います。

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